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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 今日の最高気温は、予想を少し上回る29.9℃だった。 確かに暑い日であったが、山にいる場合、気温よりも陽射しが体にダメージを与える一方、吹き渡る風は一服の清涼感をもたらすのである。 幸いその風が吹いていた。
 夕方の報道では、「今年一番の暑さであった」と各局伝えていた。 5月のこの時期にとって、夏に向かって今年の最高気温を更新していくのは普通のことであって、取り立てて騒ぐ必要などないのだろう。
 ところがわしは温暖化に対し一際敏感なので、またもや過去データを見てみた。 何度も書いてきたのだが、秋田地方気象台の気温データは1886年から122年分あって、5月における1日の最高気温のベスト10も記されている。 29.9℃という気温は、その中で8位にランクインされていた。 
 それだけでも凄いのだが、問題は今日が何日かである。 答えは言うまでも無く4日で、過去のベスト10での一番早い日が、9位の5/12そして次に早いのが6位の5/16なのだ。 それ以外の8つのデータは5/20以降となっている。
 お気づきと思うが、5月初旬としての記録となれば観測史上最高なのだ。 3月の平均気温が史上最高、4月の平均気温は史上4位、そこへもってきて史上最高気温を記録した今日の報道は「今年一番の暑さであった」である。 これは昨日書いた「じわじわ茹でられる馬鹿な蛙」の感想的表現なのか、或いは「不都合な真実を隠す」表現なのか、分からなくなってくる。
 明日以降はこの暑さが収まるという予報になっているが、京都議定書以来「地球温暖化への対策」が国家として求められている昨今。 ましてやまもなく北海道でのサミットがあり、日本の温暖化対策を問われることも当然あるだろう。 国民に啓蒙する必要があるなら、わしが書いていることなどは大いに役立つと思うのだが、行政である気象庁の出先機関の地方気象台も、市民をよりよき方向へ誘導する使命を持つ?メディアもこんな有様なのだ。 まあ、一人で不思議がっていてもしょうがないのではあるが。
 わしの今日の山菜の収穫は、ニオサクとフキがメインでこれらは保存食となる。 欲しかった山ウドもやっと採れて、おいしく食べることができた。 アイコ・ウルイ・赤ミズ・ワラビもそれなりに採ってきた。 あとはワラビとミズを予定の収量まで採れば、春の山行きは幕を閉じることになる。
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 5月に入って連日晴天が続く。 気温も平年より圧倒的に高いと言う。 そうそう4月の平均気温は、やはりここ122年間のベストテンに入る高さで4位だった。
 今日も山菜採りに出かけたのだが、収穫は今ひとつ冴えなかった。 狙い目は蕨(わらび)だったのだが、雨量が足りないのか細いし硬いし質・量とも満足のいくものではなかった。 他、ゼンマイ・ホンナ・ウルイ・フキ・タケノコ・ニオサクも採ってきた。
 映画「不都合な真実」では、蛙を熱湯に入れると入るや否や飛び出すが、水の状態からゆっくり熱を加えていくと知らぬ間に茹でられてしまうそうである。 本当かどうかは知らないが、僅かな変化に鈍感なのは蛙だけではなさそうだ。 「暑いですねえ」で済ましている。
 「五月晴れ」という表現があるが、これは旧暦のことで実際のところ梅雨時の晴れ間を言うのだそうだ。 春の異常な高温を指す言葉が、そろそろ出てきてもおかしくない陽気である。
 予報によると、わしの住む地域は明日も晴天で、予想気温は29℃とされている。 山行きは、着替えを普段より多く持参した方が良さそうだ。
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 錬金術とは、簡単に言えば金(Gold)でない金属から金を作り出すことを目的とした言わば学問で、紀元前から行われていたと言う。 これが化学の発展に大きく寄与したことも、史実のようだ。
 軸になったのは、水銀・硫黄・塩だったと言われ、いずれも不思議さを持った元素なのだろう。 奈良の大仏は金と水銀を混ぜ塗りこみ、後に水銀を蒸発させて金メッキをしたと言うことだし、朱(赤色)はHgS(硫化水銀)を用いていた。
 ゴールデンウイークの真っ最中だと言うのに、硫化水素による自殺が相次いでいる。 長期の休日の楽しみなど、意に介しないからこその行動だ。 報道では、自殺の方法としての硫化水素の取り上げ方ばかりをしているが、本質は「何故、自殺するのか?」である。 仮に簡単な方法だからと言うには、少し無理がある。 飛び降りる方が簡単だからだ。 楽に死ねる?、どうだろう。
 どういう方法であれ、命が絶たれることには違いが無い。 自殺原因の本質をもっと追求し、原因から根絶する努力をすべきだと思う。 警察には当然、資料があるはずだ。
 錬金術の金を金(Money)の方に解釈し、良くない意味で使われることもあるが、考えようによっては労働を貨幣に替える経済活動全てが錬金術と呼べなくも無い。 錬金(Gold)術から生まれた化学によって、錬金(Money)術に敗れた者が命を絶つとしたら、それは本来の目的を大きく逸脱しているのは間違いないことだし、拝金主義的社会で精神を病んで追い込まれての結果だにしても痛ましい結果であることには変わりない。
 とにかく原因を探り、抑制に乗り出して欲しいし、「模倣自殺」の食い止めのためにも、報道の自粛が望ましいのではないだろうか。
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 昨日山菜採り行に使用した道路は、日本海沿岸東北自動車道の一部になるはずの道である。 隣県山形の酒田市に繋がるまでは、一般国道として無料開放されるらしい。 同行した御仁によると、昨年その道が繋がることにより在来道路の交通量がその分減り、そこにある「道の駅」の客が大幅に減ったと言う。 「道の駅」はそもそも、長距離を移動するドライバーの憩いの場所だからであろう。 運転時間が減れば休む必要も無いということだ。
 そう言えば、地元の有名な祭り「秋田竿灯」の会場付近に、やたら観光バスの待機する姿が目立つようになったのは、秋田自動車道ができてからである。 祭りが終るのはほぼ21時、高速道路が出来る前は秋田市内に宿泊する観光客が多く、バスがその辺に待機する姿など殆ど無かった。 秋田市内の宿泊業者は、さぞかしダメージが大きいものと思う。 このように「道」一つで利害が起こるのだ。 
 わしにとって山菜採りに行く途中の車窓の景色は、何かと意味を持つ。 山の状態の推測に有意義な情報だからだ。 道端の花の咲き具合、田の作業がどの程度進行してるか、遠くに見える美しい鳥海山の残雪の具合、なのに走行速度が上がるにつれ視野が狭まり、観察どころか景色が飛んでいく。 どうしたものか。 わしは別に2~30分早く着くことにそれほどの意義は感じない。 それどころかあまりに立派なその道に、どれほどの資金をつぎ込んだかが気になってならない。
 ガソリン税は、車が必需品である人々を狙い撃ちにした不公平な税である。 交通インフラが整った都会の住民は、痛くも痒くもない。 政府はこの1ヶ月、無駄を省く努力を一切しなかったように思う。 どうせ再可決するのが見えていたからだろう。
 立派な道路を造ったり、なおすのもある程度必要だと思う。 しかし、その前に政治の「道」、人の「道」を築きなおす方が、何より先決と思うのはわしだけであろうか。
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 最もポピュラーな食し方 一夜漬けなどもなかなか旨い
 アイコのおひたし

 葉はおひたしでもイケる
 アイコの葉の胡麻和え

 ソースでは異色だが絶品!
 鶏のソテーのアイコソース掛け 付け合せ キャベツの蒸し焼き

 アイコは茹で具合でサクサクだったり。今回は良く茹でてあり、アスパラのようだ
 アイコと海老と生ハムのカルパッチョ・生トマトソース掛け

 なんと言うか・・・旨いっ
 アイコのポタージュスープ

 シドケはクセがあるが、お好きな方にとっては絶品 何せ山菜の王様とも呼ばれている
 シドケのおひたし

 山菜と言えば、和食や田舎料理をイメージされる方が多いのではなかろうか。 写真は、我が家の夕食である。 洋食にアレンジされたアイコは、実に旨い。 もともとアイコは、山菜の中でもクセのないものに上げられるのでこんなことができるのだ。 どれ一つ同じ味ではなく、アイコの変貌ぶりとその味の良さは驚かされる。 たっぷり採った山菜は、このように贅沢に使われ、わしの舌を喜ばせてくれた。
 料理は主に妻が作り、母がサポートしたようだ。 珍しく母が、自分のストックのビールをわしと妻に振舞ってくれた。 あとは早々に休み、明日の仕事に備えることになる。 あ、半日はアイコを配って廻ることになるのだな。
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