シロクマを見舞ってあげたい

　２００３年以来データのある北極海海氷面積。　5/17日のブログでここ数年の中間値と書いた。

　詳しく言うなら、4/30日時点では同日観測史上最大の海氷面積だったのである。　そして5/31日時点では過去７年分の面積データをゴボウ抜きしてＴＯＰに躍り出た。
　そして今日の時点でも、２位のデータに対して６日間も早く解け続けている。

　解氷具合は変化するので、この調子のまま続くと断言はできないが、氷が解けすぎて狩りが困難になるシロクマを今のうち見舞ってあげて、この状態を耳打ちしてあげたいものである。

　シロクマとは正式な名前ではなく、「ホッキョクグマ」が本当の名前である。　文字通り北極で生息してるからその名前であって、だから南極にはシロクマも何もクマは生息していない。
　何かそのシロクマを南極に連れて行ったところ、そこでも生息が可能だという結果が得られたこともあったそうだ。

　今のうちある程度の数、移動させたらどうだろう・・・。

　「見舞う」という言葉は、病院にお見舞いとか残暑見舞いとか良い意味と、パンチを見舞うとか悪い物を提供する時にも使われる。
　しかしそれが受動態になり「見舞われる」となると、一般的に良い物に見舞われるという使われ方はしない。

　シロクマを見舞ってあげたいとは思うが、見舞われる側は決して嬉しくないものなのである。　ましてや地球温暖化を導き出した種族の訪れならなおさらであろう。

　シロクマが絶滅するかも心配だが、その先にあるのは〇〇の絶滅だという可能性から一瞬でも目を離してはならないと思う。