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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 3月にこのブログを始めて、はや3ヶ月ほど過ぎた。 元々、いや今でもそうなのだが、このブログは陸奥出版のHPに付随した言わばオフィシャルブログなのだ。 その割りに好き勝手なことを書き綴っているので、おおよそ品格の無いブログに成り下がってしまっている。
 わしは過剰広告が嫌いなので、さらりと「出版事業を始めたんです」などと周囲に言うと、気のいい仲間達は「ほうどれどれ、売ってちょうだい」とその本を購入してくれる。 ありがたいことだ。
 本であれ何であれ、物を売ろうとすればそれなりの努力が必要なのは当たり前である。 だが、わしは正業においてもセールスは大の苦手なのだ。 良い仕事をすることが最大のセールス、これが持論である。
 だが書籍を売るとなると、これはなかなか難しい。 わし自体、この本の価値を良く理解してないからでもある。 勿論価値ある本をと書いてはみたのだが、人の好みは様々なので「おもしろい」という方もいらっしゃれば「つまらん」と思う方も当然おられるだろう。
 何より読んで頂かなくては価値の評価も出てこないので、つまらぬ物を売り付けたとなるとわし自身悲しい気持ちになる。 そんな風に考えているので、積極的なセールスができないでいるというわけだ。

 あちこちに書評など依頼すれば良いのかもしれないが、小心なわしにはそこまでの行動力も無い。 セールスではなくプレゼンテーションなのだと割り切れれば良いのだろうけれど。
 わしは時折、「JANJAN」というインターネット新聞を読んでいる。 市民の視点で書かれる記事もあって、目からうろこの記事に出会ったりもするので、勉強させて頂いているのだ。 その中に「今週の本棚」というコーナーがあって、読者が書評をしてくださるシステムになっている。 これなら一般市民の忌憚の無い書評が頂けると思って、恐れ多くもご連絡を差し上げると、中身を吟味して良い本だったら掲載してくださるというお返事を頂いた。
 今週のコーナーに掲載されているので、興味のある方はご覧頂ければありがたいと思う。

 日本インターネット新聞JanJan ロゴ

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 NHKの「クローズアップ現代」は、わしが良く観る番組の一つである。 今日のタイトルは「隣人祭り」であった。 何でもパリの17区の区長補佐のアタナーズ・ベリファンさんという人が、1990年にアパートで孤独死して長期間発見されなかったご老人がいたことを憂いて、皆に呼びかけたのが始まりのイベントだと言う。 1999年に今のNPOになり、世界的にその活動が拡がっているそうだ。
 毎年5月の最終火曜日がそのイベントの日となっているそうだが、とにかくその日に食べ物や飲み物を持参して隣人同士の親睦を深めようという単純なものだ。 今月「隣人祭り」日本支部が発足したそうで、大いに興味がある。 人によってそれぞれだが、地域社会と融和して損な事はあまりあるまい。
 わしなぞは、生まれた時から現在の場所で住んでいる割に、知らない人もかなりいる。 町内会は母まかせなのもその一因だろう。 それ以外のコミュニティを持っているし、仕事柄あまり近所の人と関わりたくない気持ちもないではない。
 今日の夕方犬の散歩に行くと、公園の砂場で遊ぶ子供らが犬に寄ってきた。 幸いわしの犬は、たぶん人を咬んだりはしないと思うので、適当に子供らに付き合っていた。 そばにいた母親が、「何歳です?」と訊いてきたので一応笑顔で答えてみた。 勿論、犬の歳である。 犬に恐々近づく子供に、わしと一緒?で小心な犬は警戒して吠えたりするので、子供達に犬の触れ方など教えたりして少しの時間を過ごした。 明らかに犬がコミュニケーションのツールになっていた。
 世の中にはコミュニケーションの下手な人が増えているように思う。 先日の秋葉原の犯人もまさしくその典型だろう。 このイベントが日本でも拡がりをもってくれるように祈る。 日本支部では、リーダー格になる方を募集している。 わしは性格上不向きなので手は挙げないが、誰かをそそのかすのは案外上手なので、少し近所を見回して候補者を探してみることにするかな。(苦笑)
 わしがこの手のことに不向きな理由は、物事に是々非々で臨みたがるからである。 道理をわきまえない者と融和できるほど、人間ができてないからだ。 表面上はなんとかなるが、それではわしのストレスが溜まる。 歳も歳なのだから丸くならねば、とも思うのだが・・・。

 ともあれ「隣人祭り」大いに賛成! しかし、それから利益を得ようとする輩が現れないことを、切に祈って止まない。

 Stressとは応力のことである。 そもそもは物体(連続体)の内部に発生する歪に関する材料力学の言葉だ。 その後、精神的な圧力を受けて心に歪が生ずることをもって、生体ストレスというジャンルが生まれたのであろう。
 わしの学生時代は理数系の専攻で、卒論は材料力学の教授の下、まさにそのストレスを研究していた。 研究題目は「溶接面の繰り返し曲げに対するせん断耐力」かなんかだったと思う。 かなりいい加減な記憶だということは、真面目に取り組んでなかった証拠だろう。
 その当時タンカーなどの大型船舶が、さしたる強い力が加わった訳でもないのに、溶接部から亀裂が入るという事故が数軒あって(だと思う)、そんな安易な研究になったと思うが、溶接そのものが悪いのではなく溶接技術が悪いに決まっていた。 (今だから言える)
 地震という現象はまさに地殻変動によるストレスの発散である。 今回の地震は、過去の震度やマグニチュードという単位のほかに「ガル」(加速度)という単位が取り沙汰されている。 ストレスの放出の初期の激しさを計る単位で4千を超えたそうで、これは観測史上最高だそうだ。
 今回は東西両側から押し付けられ、その境界が押し上げられる逆断層型の地震で、しかも恐らく下の岩盤が東北人のように頑強だったために、その応力の開放に大きなエネルギーを出したのだと思う。 それに加えその岩盤の上にあった地層が、火山灰の堆積したもろい地層だったのだろう。
 わしの体感でも過去の地震に比べ、いきなり上下に揺れたので、今回は横揺れより縦揺れ中心の地震だったと思う。 日本家屋の倒壊が少なかったのは、それが理由なのだろうとわしなりに分析している。 それが横揺れだった場合の同じ規模(震度・マグニチュード)の地震より、建物崩壊が少なかった理由だろう。 逆に山麓の急斜面の崩壊は、局地的にストレスが大きかったということだ。
 
 ストレス・・・、つまりベースが固くストレスを溜めてしまう場合、その放出エネルギーは大きい。 生体ストレスも同様で、適当なガス抜きが必要なのだろう。

 「駒の湯温泉」のHPを探して観てみた。 食事処と紹介されていた写真の中の大きな柱と、それに掛けられていた柱時計に胸がつまった・・・。]
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 昨日の地震を受けて週末の予定を変更した。 普通なら山か海に出かけるはずだった週末も、そのどちらもせずに仕事がらみで過ごした。 地震被害者のその後が気になって昼まではTVを見ていて、午後からは昨日のわしの現場で段取りなどしていた。
 行方不明の方々が現場の作業員であったり、山へ山菜採りや渓流釣りに出かけた人達であったりで、ある意味同じ趣味や志向を持っているだろう人達の災難に、それを気にせずに遊びに行く気になれなかったのである。
 昨夜から今日にかけ発見された人達は、残念ながら遺体となっておられ捜索した方やご家族の方たちはさぞかし力を落とされたことであろう。 未だ見つからず、尚且つ捜索活動の継続もままならなかった崖崩れ現場では、無念の思いが渦巻いただろう事は容易に想像できる。
 現場の映像を観るに絶望的にも感じるが、奇跡が起こって欲しいものだ。
 一方、崖崩れで川がせき止められている映像もあったようだ。 四川大地震の川や被災者はどうなっているのだろう。

 避難しているご老人へのインタビューも報道で観たが、今まで他人事だと思っていたとのこと。 いかなる災難も自らの身に降りかかるまではなかなか実感できないものである。 ただ、誰かがどこかで結構頻繁に災難に苦しめられる。 危機管理意識をもって、身の周りを再・再・再チェックしなければ・・・。 
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 第2土曜日の今日、会社は休みだったがわしの担当する現場が動いているので、適当に現場に行ったりデスクワークをしたり、のんびりと仕事をしようと思っていた。 朝からゆったりとかまえ、日テレの「Wake Up!!」で高齢者医療保険の問題点など観ていた8時43分頃、突然地震が起こった。
 最初は近所でバックホーでも作業を開始したか、砂利満載のダンプが通過したかと思う縦揺れから始まり、徐々に強くなって横揺れに変わっていった。 民放では地震速報が出なかったし、そうは言ってもかなり揺れたので、こういう時はまずNHKにチャンネルを変える。 つまり地震の前に「地震速報」を知ることはできなかったのである。
 わしの住む秋田市でも震度4を記録した。 久々に大きいと感じた地震に、わしは椅子に座ったまま部屋のドアが少し開いてるのを確認し、あとは目の前にあるモニターをおさえて様子をみることにした。 NHKで震源地や地震の規模を知ると、次は家族の安否と被害の確認をした。 出かけた母をのぞき家族は無事だったし、家の中は少々物が落ちた程度しか影響がなかった。
 その次に現場の作業員と携帯電話で連絡をとろうと試みたのだが、それはさすがに無理だった。 その作業とは足場に上っての作業であったので、早めに様子を見に行こうかと考えていたところに電話が鳴った。 クライアントのホテルから、地震の為に給湯設備に問題が発生し「大変なのですぐ来て欲しい」とのこと。 とるものもとりあえず、そちらに向かうことになった。
 状況を確認し対処法を考えていると、かの現場から「足場の一部がうまくない」との連絡が入った。 「大丈夫ですか?」と訊ねると「危なかったが大丈夫」との回答。 まずは安心した。 足場の補強の手配を済まし、ホテルの設備も何とか昼までに復旧させることができた。

 戻って観た昼の報道では死者や行方不明者、負傷者も多数という。 地震の規模からすると残念だが予想通りとなっていた。 午後現場に廻り何とか慌しい一日が終った。
 夕食時に誰からとも無く、「市街地だったら、こんな被害じゃすまないね」という話になった。 家族皆、頷いていた。 現在21時過ぎ、今尚行方不明者も多数いるし避難している方たちも多い。 行方不明者の捜索は、日暮れと共に一旦中止になったとか。 どうか無事に見つかって欲しい。
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