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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 Stressとは応力のことである。 そもそもは物体(連続体)の内部に発生する歪に関する材料力学の言葉だ。 その後、精神的な圧力を受けて心に歪が生ずることをもって、生体ストレスというジャンルが生まれたのであろう。
 わしの学生時代は理数系の専攻で、卒論は材料力学の教授の下、まさにそのストレスを研究していた。 研究題目は「溶接面の繰り返し曲げに対するせん断耐力」かなんかだったと思う。 かなりいい加減な記憶だということは、真面目に取り組んでなかった証拠だろう。
 その当時タンカーなどの大型船舶が、さしたる強い力が加わった訳でもないのに、溶接部から亀裂が入るという事故が数軒あって(だと思う)、そんな安易な研究になったと思うが、溶接そのものが悪いのではなく溶接技術が悪いに決まっていた。 (今だから言える)
 地震という現象はまさに地殻変動によるストレスの発散である。 今回の地震は、過去の震度やマグニチュードという単位のほかに「ガル」(加速度)という単位が取り沙汰されている。 ストレスの放出の初期の激しさを計る単位で4千を超えたそうで、これは観測史上最高だそうだ。
 今回は東西両側から押し付けられ、その境界が押し上げられる逆断層型の地震で、しかも恐らく下の岩盤が東北人のように頑強だったために、その応力の開放に大きなエネルギーを出したのだと思う。 それに加えその岩盤の上にあった地層が、火山灰の堆積したもろい地層だったのだろう。
 わしの体感でも過去の地震に比べ、いきなり上下に揺れたので、今回は横揺れより縦揺れ中心の地震だったと思う。 日本家屋の倒壊が少なかったのは、それが理由なのだろうとわしなりに分析している。 それが横揺れだった場合の同じ規模(震度・マグニチュード)の地震より、建物崩壊が少なかった理由だろう。 逆に山麓の急斜面の崩壊は、局地的にストレスが大きかったということだ。
 
 ストレス・・・、つまりベースが固くストレスを溜めてしまう場合、その放出エネルギーは大きい。 生体ストレスも同様で、適当なガス抜きが必要なのだろう。

 「駒の湯温泉」のHPを探して観てみた。 食事処と紹介されていた写真の中の大きな柱と、それに掛けられていた柱時計に胸がつまった・・・。]
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