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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 昨日今日と、日中はカラリと晴れ上がっていた。 道路や公園の芝生もカラリと乾いていた。 異常乾燥注意報も出ていた。 今日は1月9日、ここは北都・秋田である。 そして今は雨、明日は着雪するのだろうか・・・。

 以前に書いたこともあっただろうか。 ゆっくり煮詰められる蛙は、気付かぬうちに死ぬことを。 地球温暖化は真実なのか? 或いは大きな周期の中の温暖期というだけなのだろうか? 私達は煮られてはいないのだろうか。

 基本的な摂理という底流は、それほど大きく変わることは無い。 水が高みから低いところへ流れるように。

 正月を挟み、私の興味は世界に注がれていた。 箱根駅伝も見てるが、CNNやBBCのワールドニュースは欠かせない。 一つはガザ戦争、そしてウクライナ経由のガスのパイプラインの動向であった。 今尚、その両方とも危機をはらんでいる。 日本が馬鹿をやっている間にである。

 定額給付金に関する私の考えは、11/26に書いた。 消費税を一時的に休止するという案である。 政府が言うところの景気対策と低所得者層への配慮を同時に解決し、尚且つ即時に実行できるものだからだ。 しかし、世の中はそういう方向へは動かない。
 消費税の休止による一時的消費拡大が、その後の消費税の税収減となるからなのか、はたまた一時的にせよ消費税廃止による国民の税制の根本改革を望む声が怖いのか。 私には解らない。
 消費税という公平という名の不公平な税制を、かつての物品税や炭素税に変更するという私の希望は、どうやら叶わぬものらしい。

 さて、そんなことより、年頭に書きたいことは他にある。 日本と世界のつながりのことだ。
 現在日本は、世界の中で米国の属国に近いという認識を受けている。 そもそも敗戦国の日本を巧みに洗脳した米国の成果と言えよう。 だが、今年はそれを脱却する大チャンスが訪れている。

 理由は、米国経済の弱体化及び米国が今まで行ってきた世界戦略のツケを払わされるがゆえに覇権を失い、多極化が起こると予想されているからだ。 ここで多極化の中でも主導権を得ようとしている国は、どこだろう?

 一つはフランスである。 EU代表としてサルコジ大統領の動きが盛んなのがその証拠だ。 それに対し英独は少し抑え目ながら、仏と一線を画す動きが見える。
 もう一つは、言わずもがなのロシアだ。 今まで欧州側で米の圧力に屈するような形だったが、グルジア戦争を皮切りに今は米側の欧州国いじめをし始めた。 ガスの配給停止がその中身である。

 続く・・・。
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 箱根駅伝の魅力の一つとして、登場選手の多いこともあげられる。 今年は記念大会ということもあって、23チーム230名のランナーが走った。 走る時に映されるのは、主にトップを争っている場合と順位が入れ替わる時、そして途中の計測地点や中継所の襷(たすき)を渡す場面などである。 そして悲しくも途中棄権なども映る場合がある。
 230名全てが映るとも限らないが、映る時間の多少の違いはあってもほぼ映るのではなかろうか。

 映るランナーは戦っているわけで、走区の後半は必ずと言っていいほど汗まみれの苦痛に満ちた顔つきに変わっていく。 精一杯努力をする彼らの姿に、視聴者はエールを送るのだ。

 さて、頑張る彼らではあるのだが、勝負は無情で嫌が応にも彼らに順位を付けていく。 そんな彼らの優劣?は何で決まるのだろうか?
 練習努力の差だろうか? 或いはDNAによる個体の優劣? 個体の身体能力のピークと開催日の一致不一致? (実際、エントリー変更が直前であることも多い) 体のみでなくメンタルな部分の強弱?
 実際はその全てが関わっているのだろう。

 だから、スポーツ選手の優劣は努力のみによって決定するのではなく、その素質によっても大きく左右されるのではないだろうか? ヒトの個体は、そのように多様なのだ。

 スポーツに限らず社会で成功するしないも、いろいろな要素で影響を受ける。 そんな中、定額給付金の支給は公平であるべき、と政府は言っている。 格差社会が就学の格差を生み、格差が連鎖すると言われだした今日、いつになったら「公平」の意味がわかるのだろうか? 公平でないものを公平に扱おうとすることが不公平であることを・・・。
 少なくとも世襲議員や総理は、自分自身が他の大衆と公平な条件下で育ってきたと思っているのだろうな。

 額に汗してなおかつ良い記録を出せないまま泣き崩れる選手を見るにつけ、そんなことを考えずにはいられなかった。
 私にとってお正月に欠かせないものの一つに箱根駅伝が挙げられる。 話題として数日経ったが、松の内なのでお許しを願いたい。
 お正月番組も数々あるが、往復11時間及びその前後を放送するこの駅伝が長寿番組であるのは、ファンが数多くいる証なのだろう。

 当然関係者やOBが観る他に私のような縁もゆかりも無い者が見続けるのは、新年早々全力を使い果たすように走るランナー達から、元気を貰いたいという潜在意識があるからなのだろうか?

 同じものを観てもそこから得る感動や感覚は人それぞれ違うだろうが、私なりの感想を記してみたい。
 今年のレースを振り返ってみると、地味な復路に比べて往路の派手さが際立った。 派手というのは記録が多く出たからである。 区間新記録は2~5区まで出たし、順位変更となる「ごぼう抜き」記録も多く出た。

 4区5区はともかく、2区3区に出たのが凄い。 4区5区をともかくと言ったのは、この区間の距離が4~5年前に変更されたので、この記録の歴史が浅いからだ。 駅伝ファンは勿論ご存知だろうが、小田原中継所が手前に移動されて、4区が短くなり5区が延びたのだ。 以前の中継所は蒲鉾屋の前だったかと記憶している。

 今年のレースで特に注目すべきは、優勝した東洋大の5区山登りのランナー柏原君の力走だった。 ちなみに5区のランナーだけを各校のランナーと柏原君を入れ替えたとしたら、優勝するチームは8校もある。
 他の走区では入れ替えでこんなデータは出てこない。

 勝負に「たら・れば」は禁物だが、それなくして改善も無いわけで、今更ながら箱根駅伝の中に占める山登りと下りの意義の大きさが際立った。

 続く・・・
 
 このブログの名前の「マホロバ村」を、新年の冒頭に確認しておきたい。 これば「真秀場」とか単に「真秀」とかで表される理想郷を意味する言葉だ。
 
 昨年来、日本が或いは世界が理想郷になれば良い、と思いながら警告や徒然なるままに思うままを書き綴ってきた。 今年の予測に基づいて、最近の雰囲気が私の持論に近づいてはいるものの、まだまだ甘いと言わざるを得ない。 事はもっと重大だと私は認識しているのだ。

 私のブログが世相に影響することなどないだろうが、所詮は独り言のブログなので、今年もこの路線で行けるだけ行ってみようと思う。
 

 
 もう数時間で2008年が終る。 時の流れに節目が定められているので、大晦日はそれなりに一年を締めなくてはならない。
 思えばいろいろあった年だった。 今年の世相を表す漢字が「変」に決まったニュースもやや古い。 このペースで行けば来年の漢字は「大変」だろうか。 漢字は一文字なのでそれは無いが、来年の漢字が「争」や「戦」にならないことを本気で願っている。

 国際ニュースは、このところイスラエルのガザ地区空爆がTOPである。 地上部隊も待機中とのことで、ハマスのロケット弾攻撃が止まなければ、地上戦の可能性が高い。 長期戦となればイスラムの怒りをかって、更なる大戦争に発展する可能性も無いとは言えず、しばらくは目を離せない。
 インドとパキスタンを巡る情勢も悪化を極めていて、両軍が国境付近で年越しをすることになりそうだ。

 グルジアを巡る状況も、最新のニュースではグルジアに武器供与などをした隣国ウクライナが、ロシア・ガスプロムに対し支払いが滞っていて、ガス供給を止められそうだ。 世界はごたついている。

 世界的に不況となっていて、世界の失業者は史上最悪になるかもしれない。 景気回復の為に温暖化阻止など言ってられなくなるかもしれないが、私が常に注目しているIARC-JAXA発表の北極海氷面積の状態は、昨日の時点で2002年観測開始以来最小の面積で、年を越すことになりそうだ。
 今年の夏の面積は最小とはならなかったが、後の発表では氷の厚みが薄くなったそうで実質の氷の体積は観測史上最小となったとのこと。

 喉元過ぎれば熱さ忘れる。 私達はメディアが「大変だ」、と言えばそれを見て「それは大変だ」、と思う。 違うテーマを見せ付けられると興味はそちらに移っていく。 そうして何も解決することなく、誤魔化すが如くに次から次と問題を見せつけられ続けている。 

 来年は大変な年になる、という大方の予想は外れようがないだろう。 問題はどの程度大変になるかだが、それを語る人はほぼいない。 
 世界に戦争の火種がその勢いを増している現状では、うっかりソマリアあたりに護衛艦など出して、あの辺りの戦争に巻き込まれないようにして欲しいものである。

 来年は厳しい予想の中でも、最も軽い凶事で済むよう心から願って止まない。
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