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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 今日の地元紙に、先月行われた「第4回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」(日本航空宇宙学会主催)の飛行機部門で秋田工業高等専門学校の2チームが優勝と準優勝に輝いた、という記事が書かれていた。
 今年3月に行われた同第3回大会も優勝し、連覇だという。 東大や日大など大学も参加している大会の優勝は、素晴らしい快挙だ。

 この秋田高専は、実は私の母校なのである。 高専という学校は一般に、中学卒業後に入学するところなので、つまりは私は高校には行っていない。
 一般に母校を意識するのは、男子にとって高校野球を代表とするスポーツだろうか。 今でこそ3年生までの条件付(学校自体は基本的に5年で卒業)で我が母校も高校野球の予選に顔だけ出すのだが、1回戦を勝ち抜けばお祭り騒ぎになるくらいの常敗校だろう。 従って私は、夏の高校野球予選の時期になっても、周囲と違ってその話題で盛り上がることは出来ない。

 ロボコンはその中で母校の甲子園出場のような存在であり、ましてやこのような華々しい結果となれば嬉しいことには違いない。

 だがその母校は、もはや遠い存在になっている。 校舎もグレードアップしてるし、在校時の恩師達もとうに退官なさっている。 私で第8期生ぐらいなもので歴史も浅い。 校風と言っても、これというものもなかった。(考えようによっては、元々異質な学校ではあるのだが)
 今回受賞した学生は2年生、36年後輩に当たる。 しかも当時存在しなかった生産システム工学科という学科の学生で、もはや母校とはいえ殆ど無関係なのだ。

 人間の社会性。 これほど無関係な存在であっても母校は母校。 スポーツなどでも、自分の住んでいる或いは元住んでいた地域が勝敗を争うとなると、地元意識や母校意識がむくむくと頭をもたげる場合がある。 ワールドサッカーやオリンピックも同様ではないか。 全ての人がそうと言えないのは確かだが、そういう社会性があるから連帯感も生まれるのだろう。
 できれば日々の生活においても、お互いを助け合う社会性が育てば皆が幸せになれるだろうに・・・。 小さな地域(組織)から全世界レベルまで。

 話はそれたが、母校の偉業を喜び合う人が近場にいない。 学校の特異性からして、ただでさえ同期生が160人足らずであり、卒業生の多くが地元にいないからである・・・。
 
 
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