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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 タイトルは「食糧危機」のことである。 既に「フードクライシス」という本が出ているので、あえて使ってみた。
 食べ物の危機の中で、特に穀物相場の高騰が最近話題になっていることは以前書いてある。 そもそも何故穀物が高騰するのか? 需要と供給のバランスが崩れていく傾向にあるからだ。
 わしが食糧不足を認識したのは、10年以上前だったと思う。 NHKの特集を見たからである。 その時、特集で大きくクローズアップされたのが「中国」の存在だった。 当時中国政府は、「国民一人一人が、毎日卵1個ずつ食べられるようにしよう」というスローガンを掲げたのではなかったかと記憶している。
 「穀物効率」という言葉があって、ヒトが食べ物を食す場合穀物のままを1とすれば、鶏になると半分、牛になると1/5になる。 中国が西洋の食文化をどんどん取り入れている現状、穀物は止めどなく不足していく。 また当時は、穀物をバイオエネルギーに変えるなんてこともなかった。
 人間はそれなりに知恵があるので、不足すれば増産する。 しかし、その増産が危ういのだ。 一つは気候変動、もう一つは水資源の減少である。 日本にいたら解りづらいのだが、大陸では地下水を農業に使用しているケースが多い。 その地下水位が、近年危機的に下がっているのだ。
 10年、20年後は、食べ物を奪い合う戦争が起きるかもしれない。 日本はその時、安定した食料供給源としての農村を確保しているか? 農家の皆さん、ここ数年が辛抱のしどころです。 やがて農作物が、かの戦後の食糧不足の時のように高価になる時がきそうだから。
 米粉を微細に粉砕する技術も登場してきたし、耕作放棄地に比較的栽培の手間のかからぬ「ライ麦」など作付するなどのアイデアはどうだろう? 米粉と小麦粉の大きな違いは「グルテン」の有無であるからして、小麦・ライ麦の作付はいずれにせよ、急務だろう。
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