忍者ブログ
小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
[23]  [24]  [25]  [26]  [27]  [28]  [29]  [30]  [31]  [32]  [33
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 「アファーメーション」、この言葉を知ったのは昭和の終わり頃だったから20年以上前のことである。 ポール・J・マイヤーという方がまとめあげた「成功の5原則」を勉強した時のことだった。
 アファーメーションの意味を正確には把握してないが、肯定的な宣言とでも言い表したら良いだろうか。 例えば「私は・・・を必ずやります」というように、自分を鼓舞したり自己洗脳的な意味合いがあり、ややもすれば後ろ向きになりそうな自分を立ち直らせるのにも良い手法だと理解していた。
 対外的にそれを用いると、言った以上はやらなければ、という自分を自分で追い込む効果もあるだろう。

 オリンピックに臨む各選手達の中でも、そういった手法をとった人もいたように思う。 その中でそのモティベーションが効果をあげたケースやそうでなかったケースもあったようだ。(まだ全競技は終ってないが)
 日本における文化と言うのか「不言実行」というものがある。 最近は「有言実行」というのもそれなりに評価をされてはいるが、「大言壮語」ということと紙一重なのがなかなか厳しい。

 今回のオリンピックでの決意表明で「大言壮語」になるのでは?という不安が的中した競技があった。 その方はそれなりに人気のある方のようだが、個人的に嫌いである。 団体競技であるのに関わらず、自ら戦うわけでもないのに・・・。
 
 多くの選手達は、対外的アファーメーションを効果的に使ったり或いは「不言実行」の静かな闘志を燃やしていただろう。 そして勝って笑顔だったり、負けても爽やかだったりしている。 負けたにしても相手は世界だ。 考えようによっては金メダルなんて奇跡に近い。 メダルをとれなくても上位になるだけで凄いと思う。
 何が何でも金メダル・・・なんて、そんなのは静かな闘志だけにして欲しいのはわしだけだろうか。

 それにしても女子ソフトの金には、感動させていただいた。 選手全員での結果であるが、競技の関係上、上野投手のがんばりは別格として大きな賛辞に値すると思う。 そしてソフト選手が表彰式の後唱和した「オリンピックに戻って来い!ソフトボール」の願いが叶うことを祈っている。
 
PR
 先ほど日本時間21時過ぎにNATO外相緊急会議の会見が行われた。 日本では報じられないニュースかもしれない。 BBCやCNNのワールドニュースの中で、その模様が中継された。
 わしは普段は海外メディアのニュースなど見ない。 国際的に重要なニュースと判断すると、にわかに見始めるのだ。 グルジア紛争が始まり戦闘が激化した数日間日本でも報じられたこの件は、まだ尾を引いているのである。 グルジアに侵攻したロシアが停戦の後もなかなか撤退せず、西側諸国をやきもきさせていたのだ。
 小競り合いは終息したが、ロシアの撤退が明確になっていないため、主にアメリカがしびれを切らし始めた。 そしてNATOの会議が行われたのだろうが、問題は簡単ではない。
 ベルリンの壁の崩壊が象徴される東西冷戦の終結、それが復活するのかどうか。 冷戦終了後、ヨーロッパとロシアの関係は、エネルギー需給の重要な関係へと発展しているからである。 それに関係しない英米は、強硬姿勢を主張するし、それ以外は丸く治めたいのが本音といったところだろう。

 いずれ今年に入り、ポーランド・チェコに対しMDミサイルを供給するとしたアメリカ、グルジア・ウクライナもNATO入りとなるに違いない。 黒海やバルト海は、きな臭くなってきている。
 一方、グルジアに注目して見ていたその海外メディアが、いち早くパキスタンの政情不安を伝えてきた。 そして昨日、ムシャラフ大統領辞任へと繋がっていったのである。
 それに対するわが国の首相のコメントは、「大きな影響はないだろう」だった。 さらに今後どうなるのか?と訊かれた首相は「わからない」と答えたようだ。 わからないが大きな影響はないだろう、がこの国の見解らしい。

 パキスタンの政権が変われば、アフガニスタンでの対テロ活動に影響があり、そうすれば日本の自衛隊の補給艦の活動にも影響が出ることになる。 臨時国会の日程は9/12からか・・・。

 東西問題が南北問題へと変化していった近代、そしてここで東西問題復活となると、かなり国際情勢がややこしくなってくる。 そういった中でも地球温暖化は待ったなしだ。

 人類、地球号はどこに向かっているのだろうか・・・。 そういったことも考えながらわしは、ごく普通に明日も仕事をするだけである。
 わが街の天気予報を見ると、明日から3日間傘マークがついていた。 更に雨雲レーダーの画像を見ると、確かに夜半から雨雲がかかってくる。 お盆を含めここのところ、愚図ついたはっきりしないお天気続きだ。
 それがどうした? 実は昨日まで四国地方の天気予報では、今日から3日間しぼんだ傘マークだったのが1週間お日さまマークに変わったのである。 しかも連日真夏日。 それもどうした?

 四国の水がめと言われる早明浦ダムが、危機的状態に近づきつつある。 今日で有効貯水量6万立方kmを割り込み、貯水率は20%を切った。 貯水位も300mを切ったのだ。
 平成17年の大渇水に限りなく近づいていて、貯水率0%になるのは月末と予想される。 現に第3次給水制限が行われており、貯水率が15%を切ると第4次給水制限がかかるらしい。 1日当たり約1.5%の減少速度なので3~4日後にはそうなるだろう。

 もともと渇水の起こりやすい土地柄らしいが、歴史を紐解くとかなりの努力の積み重ねが記録されている四国。 それでも尚、人口増加や産業用の水利用が増えて、そこにちょっとした気候の偏りが生じるとこんな事態になるのだろう。
 つい数日前、洪水で車内に取り残された方が亡くなった、というニュースがあって、そういう地域もあるかと思えば四国はこのような状態だ。 温暖化は一様に温暖化になるのではなく地域に格差を生むらしいが、関係がないとも言えなさそうである。
 極端な気候変動も脅威だが、じわじわと真綿で首を絞められるような変動も気をつけねばならないだろう。

 今回は書かないが、北極海の海氷面積もかなり微妙な事態で、気がついた時には時既に遅し(地球的に)、の可能性がますます高まっているようだ。
 自分の住む地域に問題が無さそうでも、カタストロフィ(破滅的災害)は音を立てずに忍び寄っているのかもしれない。

 早明浦ダムの渇水のバロメータは、水没した旧大川町役場の建物が現れてくることだという。 その際の貯水位は305mで、もう5mも下回った。 四国の皆様の為に、災害を起こさない程度の小型の雨台風でもやってきて欲しいと願うばかりである。

 
 昭和40年代、明治100年となる頃「明治は遠くなりにけり」という言葉が流行った。 そもそもこれは、中村 草田男氏の句集(昭和11年)にある「降る雪や明治は遠くなりにけり」の一部であった。 氏が発表したのが明治が終って25~6年の頃であり、どういう感慨でその句を発したのかはわしは知らない。

 8月にはいると、原爆の話題や戦争の話題が多くなるように思う。 先祖の霊が戻ってくると言う「お盆」に終戦記念日が重なり、「死」を顧みるのにある意味良い時期なのかもしれない。
 戦争が終って63年、ということは戦後すぐ生まれた人が63歳。 そこそこの記憶が残る年齢を7歳としたら、終戦頃の記憶がある人は70歳。 戦争にある程度関わった最年少が15歳だとするなら、その人は78歳になっていることになる。
 わしの母は81歳で、それなりに戦時中の記憶を持っている。 だがそれほど酷い目にはあっていないようだ。 亡き父も戦争には行っておらず地元で仕事に就いていたのだが、生前「土崎空襲」の様子を語ったことがあった。 「土崎」とは現在秋田市の一部の港のある地域だが、秋田の八橋油田を背景に製油所や貯油タンクがあった関係で、手痛い爆撃を受けたのである。 一度目の爆撃では設備が主に破壊され、それを消火しようと集まった人達が二度目の爆撃で多く死傷したようだ、と亡き父は語っていた。

 南方の戦線や沖縄での当時の様子を、「墓まで持っていくつもりだった」と言う方々が少しずつ語りだしている、そんな中身の番組を数本観たが、その悲惨さはどうやっても「実感」というレベルでは感じることはできない。 そんな生易しいものではないのだろうとだけは思う。
 「記憶を記録に」ということが言われている。 恒久平和の為に必要だろう。

 一方、そんな経験を持つ日本という国にあって、わしは「いつまで戦争を引きずれば良いのだろう?」という疑問を時折感じる。 隣国韓国の国民は、「一番脅威のある国は?」という問いに対し「日本」をトップに上げていると言う。 過去の問題や竹島問題があるのは充分承知だが、日米・日韓同盟というものが現実に存在し、同じ欧米寄りの民主主義国家だというのに。
 日本という国が、今尚他国に脅威を感じさせているということを、どう考えれば良いのだろう? 国防からして脅威と感じられないより良い、と考えるのか。 こんな誤解?を早く解かなくては、と考えるのか。 現状を的確に捉えることのできない国は放っておけばよい、と考えるのか。

 世界の現状のこともあって、「戦争は遠くなりにけり」と簡単に口にはできそうにない。
 
 8月に入り北極海の海氷はどうなっているのか? 前回、今年の様子が不気味だと書いたがまさに不気味な動きを見せている。 2002年以降の観測で前回4位だったその面積の少なさが、2位に急上昇したのである。 8月に入ってからの解氷面積が、観測史上最高になっているからだ。
 ちなみにどれほど解けているかと言うと、昨日はほぼ北海道の面積が解けてしまっている。 8月に入ってからは、日本列島の2.3倍の面積が消えたことになるのである。
 このペースだと最小海氷面積が唯一5,000,000平方kmを下回った昨年に続き、今年もそうなる可能性が出てきた。 今後の10日間も注目しなければいけなさそうである。

 地球温暖化防止などと声高に言ったところで、BRICsやアメリカは積極的な動きを見せず、ロシアなどは化石燃料資源を武器に世界での覇権を取り戻そうとうごめいている。 グルジア紛争もその側面を持っているのだろう。 
 科学者が諸説述べていて、何が本当かわからないのだが、秋雨前線+台風+大潮などという悪い条件が重なった時、とんでもない高潮が沿岸の低い土地を駆け上がり、津波並みの大災害が都市部を襲うなんてことが起きるのではないかと、あらぬ不安が頭をよぎってしまった。 実際アメリカでは起こっているのだけれど・・・。
ブログ内検索
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
最新トラックバック
プロフィール
HN:
むらおさ
性別:
男性
職業:
会社員時々作家
趣味:
アウトドア・洋画
最新コメント
バーコード
フリーエリア
最古記事
アクセス解析
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]