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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 私が結婚する時に仲人をしてくださったのは福田さんであった。 福田と言えば康夫氏と連想するが、福田さんは何も一人であるわけは無い。 そう言えば最近携帯ゲームのCMで、同姓の方を使って奇をてらったものがあった。 私の仲人さんは学生時代の恩師の福田先生であったのである。

 マケインも同様で、今最も有名なのは米大統領選挙の共和党候補に正式決定したジョン・マケイン氏だが、彼だけがマケインであるはずはない。
 さてマケインさんはMcCainと英語で表される。 この名前を少し分析してみよう。 この名前はMcとCainを合わせた姓である。 Mcはゲール語(アイルランド・スコットランド系)で息子を意味している。 McDonaldや私が好きだったMcQueen、スペルに自信がないのでカタカナで書くと他にマクガバーン、マッキントッシュ、マクガイアなどがこの系統の姓である。 Mcの後に来る者の息子を意味するのだから、McQueenは女王の息子ということだ。
 一方最近は、McDonaldが有名になったため即席のとか安っぽいという意味も加わり、McJobなどは単調で低賃金の仕事を意味する。

 ではCainとはどんな人か? その名前で最も有名な人は、かのアダムとイブの間に生まれた長男である。
 アダムとイブは、カイン・アベル・セトの3人の子をもうけたのだが、カインをめぐる有名な物語がそれに付随している。
 カインは農耕をし、アベルは羊の放牧をしていたという。 ある時、二人は神にお供え物をした。 ところが神はアベルの供物に手を付けたが、カインの供物には手を付けなかった。 神は動物性たんぱく質がお好みだったようだ。 まあそれは冗談として、カインは弟に嫉妬し、結果アベルを殺してしまったのである。 それが人類初の殺人だそうだ。
 更に神が「アベルはどこに行った?」とカインに訊ねると、「私はアベルを一生監視していなければいけないのですか?」などと言いアベルを殺したことを隠した。 それが人類初の嘘とも言われている。
 怒った神はカインに他から殺させないよう刻印をしたと伝えられ、結果死なない人間とも言われモンスター扱いにもなった。

 カインは農耕することを禁じられ鍛冶屋のような仕事をするようになったそうで、実際、カインが鍛冶屋を意味する地域もある。 またカインの後の6代目のトバルカインという子孫が、特に金属加工の技術を高めたという記述も「創世記」の中にあるらしい。 カインは鍛冶屋の神様的存在なのだ。

 聖書の中の記述を書き連ねたが、人類は皆カインの末裔と言えなくも無い。 そもそもはアダムとイブの末裔と言うことになっているのだし。 
 さてMcCainという名前は良い名前だろうか。 まあ名前などの由来は、大統領の資質とは何ら関係ないのだけれど。

 さてそのマケイン氏は、副大統領をサラ・ペイリン氏に据えて選挙を戦うと言う。 彼女はメディア出身のテキサス州知事で、もうすでにバッシングの渦に巻き込まれてしまっている。 日本にも似たような議員さんがいたようないないような。

 アメリカの大統領選挙戦のニュースを見ていると、その激しさや汚らしさ(ネガティブキャンペーンなど)が見えて嫌になる。 それに加え、言ってはなんだが不毛な権力闘争。 反エコ的な活動に思える。
 民主主義の先頭の一部に立っている国の選挙戦がこれだから、民主主義は末期的なのでは?と首を傾げたくなる。
 日本の政治も選挙の仕方を変えるところから始めなくては、改革など夢のまた夢。 金持ちと2世と官僚の牛耳る私利私欲政治は、オブラートに包まれて延々と続くのだろう。
 

 
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 一国の総理が突如辞任したという衝撃的なニュースの為に、今後の政局を占う報道が多くなった。 そんな中、角界のニュースも飛び込んできた。
 外国人力士の国技を冒涜するが如くの報道を数多く見させられてきたので、今更そんなニュースは見たくはない。 しかし、ざっとその報道を見るに別の側面で放置できなさそうだ。

 2力士の大麻吸引疑惑の後、捜査当局が「部屋」と自宅を捜索したが、その時点で大麻が発見できなかったということについてである。 簡易検査での陽性反応がこの強制捜査の根拠になっているが、その検査自体の誤差の可能性から、更なる精密検査が必要であるし例え精密検査でも陽性と判断されても、2力士は逮捕されることは無い。
 陽性=直接或いは間接的に大麻を吸引したということなのに、逮捕されないのである。

 その理由は「大麻取締法」では、その所持を罰することはできるが吸引することを罰することができないからだ。 何故、罰することができないのか? 実はある職種において大麻の茎などを加工することがあって、誤って吸引する可能性があるからなのだそうだ。
 ならばそういった職種に携わっている厳然たる証拠が無い限り、吸引を罰することにすれば良い。

 そうなると法律の改正が必要になる。 法律の改正はどうやってするのか? 言うまでも無く国会でするのだ。 この法律のみならず、法の不備が叫ばれることはたくさんある。 なのに議員さんたちは政局に奔走している現実がある。
 国会議員は法律をいじくるのが本来の仕事であるのだが、先生達は任期中どれほどの時間をその仕事に費やしているのだろう。 私には、地元での自分自身の選挙を含む権力闘争が彼らの仕事の大半を占めているようにしか映らない。
 きっと先生達の国民を思う血のにじむような努力を、知らない私が悪いのだろう。
 一昨日、9月は悪いことがなければ良いな、と締めくくった。 ところが9月の幕開けは首相辞任=不在から始まってしまった。
 おりしも「TVタックル」という番組で官僚達のひどさを特集している最中に、その報が否応なしに飛び込んできたのだった。 その後から今まで、何故首相が辞めることになったかなど、わんさか報道されている。
 その中身と私の推測する辞任理由が、あまりにかけ離れているので書き記しておきたいと思った。

 この関連ニュースを全て見ているわけではないので、ひょっとしたら私の推測と近いものがあるかもしれないが、あったとしても偶然の一致であるのでご容赦願いたいと思う。

 TVでは国内政治での不具合を中心に辞任理由を伝えている。 ねじれ国会や積年の問題の顕在化、これは当の本人が辞任理由としたもので、報道はそれを掘り下げたり拡大しているだけに思う。
 私が一番注目したのはそこではない。 言われていることがその通りなら、あまりに一国の首相として情けなさ過ぎだからでもある。 前?前々首相の安倍氏が辞めた時点の点と今回の点が同じだということに注目したのだ。

 安倍氏が辞任した理由、それはインド洋への自衛隊補給艦派遣延長(テロ特措法)が暗礁に乗り上げたからである。 当時は再可決などという荒技は見出されていなかったと思う。
 今回、福田氏が辞任する理由の中に同じ問題が含まれていて、そんな中公明党の反対を受けて荒技を封じられてしまった。

 一国の首相は何も国内のことだけ関わっていれば良いわけではない。 当然、日本の国際政治における立場もきちんとしていなければならないだろう。 では日本という国はどういう立場の国か? 一部の有識者は理解できると思うが、アメリカという傘が無ければ極めて危うい存在なのが日本という国の現状だろう。
 それを明確に言うと国民の反発を受けるので、代々の政府はさりげなくアメリカに守ってもらう代償を支払い続けている、という影があるように思う。 おもいやり予算とか数え上げればキリがない。

 時同じくして本日、西山事件の被告西山氏が最高裁で敗訴したというニュースが流れた。 西山事件とは昭和46年、当時毎日新聞の記者だった西山氏が、沖縄返還の際に日米が取り交わした密約やアメリカに渡された金のことなどをスクープした事件である。
 西山氏は外務省の女性職員から不法に情報を入手したとして、国家公務員法違反罪に問われ有罪となった。 裁判では、不倫の肉体関係が情報入手の手段として使われたことを検察に突かれ、それまで政府の密約のことと報道の自由を掲げ西山氏側についていたメディアや世論が一斉に西山バッシングに変わり、密約問題はどこかに消えていった。 まんまと検察(政府?)にしてやられたのである。

 アメリカの公文書の秘匿期間が過ぎ、平成12~14年に当時の日米間に密約があったことが明らかになった。 それを受けて西山氏は、密約自体が違法なのだから自らは公務員法に違反していない、と申し立てていたのだが最高裁は密約のことには一切触れず氏を敗訴として退けたのである。

 さて、現在も日米間でアメリカのテロ掃討作戦に日本が手助けをするという密約もどきがあると仮定しよう。 その背景は無論日米安保である。 だが一方、日本にはそれなりの憲法があるので、国会を経なければテロ特措法も延長できない。 約束は守りたいが守れないという状況の中で、とるべき道は一つ、辞任(ハラキリ)と言うことになる。

 うがった見方だと笑われるかもしれない。 だが世界を見渡すと、アメリカの弱体化・昨日も書いたプーチンの着々としたロシア戦略。 その中で日本丸がどう舵取りをするのか。 もしこの見方が真相だとするなら、国民はあらぬ方向を見せられていることになる。
 何もニュースで言われるような側面を否定する気はないし、それも小さくない事柄で、当然あるだろう。 私が言いたいのは、陰にあるかもしれない別の側面の可能性も見逃さない目を、日本人が養う必要があるのではないかということなのである。
 ロシアのプーチン首相がウスリースク森林保護区に視察に行ったそうだ。 その際、同行したカメラクルーに向かっていったアムールトラを、麻酔銃で撃ってクルーを救ったという。
 何かタブロイド紙にでも載りそうな、どこかの将軍様の武勇伝のような気もする。 そもそもアムールトラの生息域の調査で、トラを麻酔銃で眠らせ首に衛星追跡発信装置を取り付ける仕事を見に行ったというか、たぶんハンティングをしたかったのではないかと推察する。 勿論撃ち損じたら側近が撃つ段取りになっていたのだろう。
 そこにカメラクルーに襲い掛かったというオマケがついたのではないだろうか。 真実かどうかは知る由もないのだけれど。

 実はそんなことはブログに書くのに値することではない。 その報道の奥にある別の面を憶測してみたいと思う。
 ウスリースク森林保護区とはどこにあるのか? ウラジオストクの北にある。 ウラジオストクとは日本海に面したロシアの要港だ。 ロシアという大国の実質TOPの要人が、何故そんな森林保護区に視察に出かけたのか? ハンティングをしたかった、という見方を変えないものの、他にも用事があったと私は思う。
 ロシアには自国で産出する石油を西太平洋から積み出したいために、パイプラインを敷こうという計画があって、それがウスリースク森林保護区を含む自然豊かな土地を通ることになるのだ。
 そうなると自然破壊を懸念するNGOなどともめることになるわけで、そのための視察・調査となると国家戦略の一環だということになるだろう。

 インドで大洪水、ハリケーン・グスタフの猛威、地球温暖化の影響が懸念される事実を横目に、ロシアという国はエネルギーを世界に大量供給し覇権を拡大しようとしている。 グルジアもロシアに関係の無いパイプラインを持っているから狙われているのだ。 まあここは逆にアメリカが、西側主導のパイプラインを構築したかったからという側面があるわけだが。

 日本は早めに脱化石燃料の道を模索しなければいけないだろうし、そういった社会を広める側にまわるべきだと思う。 そうでなければ国の安寧は、いつまでも訪れないのではないだろうか。
 それ以前に地球温暖化防止が待ったなしなのは間違いないと思うし・・・。
 わし(儂)はブログ開設依頼、一人称として「わし」を用いてきた。 村のムラオサとしての一人称が何が良いか、という中でこれを選んだのだが、勿論日常生活で使っているわけではなく、親しい人との会話でも一切使っていない。 つまりは化けているわけで、自分自身どうにも居心地が悪かった。
 わしは狸(た抜き)だったわけだから、抜いた「た」を戻すことにした。 今後、一人称を「わ・た・し」にする。 わ・しの間に「た」を入れると言う事だ。

 今日で8月が終る。 時間というものは境目無くとうとうと流れているのだが、人間は時刻という目盛りを付けて管理上境目を設ける。 24時を過ぎたからといって何かが突然変わる訳は無いのである。
 でも8月は終わり、日曜も終る。

 「2・8」という言葉、2月・8月は商売がよろしくない、という意味で使われる。 そういう意味でも「9月に入ったのだから、頑張ろう」というモティベーションで明日にのぞみたいと思う。

 現時点で早明浦ダムの貯水率は0になり、全国的には局所的な洪水の恐れが残っている。 世界を見ればインド洪水はまだ増水してるし、ハリケーン・グスタフの為ルイジアナやテキサス辺りでは100万人以上が退避しだした。 四川では余震なのか地震被害が出てると言う。
 来月はあまり悪いことが起こらないことを願って止まない。
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