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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 立て続けに食物偽装のニュースが流れた。 一色うなぎと飛騨牛である。 過去騒動になった多くの食物偽装は、我が家にはほとんど関係ない。 有名な料亭も同様だ。
 何よりブランド名が付くだけで高価な食材を購入することができるほど、豊かな食生活を送ってない証拠であるな。 まあ高価な食材を購入して食べるのが、豊かな食生活の定義かどうかは疑問だが。
 料理番組や紀行番組での食事風景で、目を丸くしてまで「おいしいぃ」と言われても、残念ながら食べたいとも思わない。 貧乏舌であるのか嗜好の違いというか、寿司でもハマチやマグロなどの脂がのった物よりイカや蛸・鯵などが好きなので、お会計は安く上がる。 都合の良い嗜好なのだ。
 おいしさの条件とは、人の嗜好によって様々だろう。 だが、わしにはわしなりの定義はある。 
1. かなり空腹な時に食べるもの
2. 食材を活かした調理方法を駆使したもの
3. 食卓を彩る人々の笑顔での会話を伴うこと
 生まれてこのかた料理を作る母は一人、それを引き継いだ妻も一人、現在でも1/3は母の料理を食べ極々たまに外食もするが、何せ高級な料亭やレストランには行かない。 だからと言って食に一切の不満も無く、むしろ大いに満足をしている。 井の中の蛙なのだろうが、なまじとんでもなくおいしいものに出会う方が不幸と言えなくも無い。
 今夜の夕食時に家族に対して「こだわり」について訊くと、妻は某メーカーのビールだと言う。 たくさん飲むわけじゃないから、せめて発泡酒じゃなく・・・。 娘は100円ショップだと言う。 まじめに答えているのだろうか・・・。 わしのこだわりは、ずっと愛飲しているウイスキーとこれまたずっと使っているシャンプーだろうか。 どちらも普通以下でどうってことのないものだ。 母は山菜の採取場所による良否にかなりのこだわりがありそうだ。
 食卓での会話の締めくくりは、かつて放送された(今でも特番がたまにある)「芸能人・格付チェック」。 目隠しして高級食材を当てる問題で、この方がという芸能人が間違えること。 また、東京の新橋かどっかの酔っ払いに、水で薄めた日本酒を「最高品質の日本酒」と銘打って飲ませるテスト。 多くの人が「さすが銘酒は違うな」などと堂々と言う。

 ブランド食材をお求めになる方がどうだという話ではないが、フラシーボ効果だけでおいしいと感じるなら、それはステータス税とも呼べるものかもしれない。 少々、不謹慎な発言ではあるな・・・。 決して食物偽装を肯定する気も、すごくおいしいもの食べたいとするグルメさん達を中傷する気も無い。 気に障ったらごめんなさいです。
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