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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 らん君という4歳半のミニチュアダックスの様子がおかしくなったのは先週前半のことだった。 気付いたのは夕方の散歩を終え、夕飯の前である。 散歩の時もいつもなら飛び越える段差も、この日は後ろ足がぶつかっていた。 元気がなく体が小刻みに震えてもいた。
 むくさんの時で動物病院慣れ?していたのでとりあえず連れて行ったが、医師はすぐには診断を確定できず「様子を見ましょう」ということになった。 翌朝になりらん君は歩けなくなったので、また病院行きになったのだが、その診断は椎間板ヘルニアだった。 
 医師は選択肢として手術にも言及したが、地方都市の秋田には施術できる医師も設備も無いらしく、それを選択したにせよ時間と費用が必要になると言う。 飼い主としては、術後の回復の可能性やらを考えて内科的治療を選択せざるを得なかった。

 犬の4歳半は人間にすると30代後半、男盛りである。 なのに下半身不随状態で、下のコントロールも出来ない状態になった。 本人も?当初は病状の進行や我が身に降りかかった現象を理解できないらしく、元気がなく動く意思も見せなかった。
 飼い主も大慌てで、俄かに車椅子などネットで調べ自作することになった。 上の写真がそれである。 

 いかなる業界にもそれなりの業者がいるようで、オーダーメイドで作ってもらえるようだったが、ネットの情報では飼い主さんの自作作品がいろいろあり、作れそうにも見えた。 写真の第1号車椅子は、材料を揃えたら半日ほどでできあがった。 自転車の補助輪、水道用の部材、材料費は¥4000くらいだったろうか。  出来は上々とは言えないが、改良点を探してグレードアップしていけば良いだろう。 作り変えても良いし。

 装着後のらん君はそれなりに少し歩くが、まだ乗りこなせていない。 医師は回復の可能性も捨ててはいないが1ヶ月以上はかかるだろうとのこと。 しばらくは家族で被介護状態の犬を世話しなくてはならない。

 以前ブログに書いたむくさんは、斜頚状態が残っていて床に落ちたドッグフードを探す時など、位置や距離感がピンときてないようだ。 でも散歩では走るまでに回復した。 らん君も回復してくれることを期待している。
 いかなる生き物も、自己再生機能を持っている。 再生できる範囲かどうかは別であるけれど。 再生できるかどうかは周囲のケアも必要だろう。

 人間の心の病も本人の自己再生機能と周囲の環境で、かなり良い方向になると思う。 追い詰められて我が子を殺してしまう母親の報道などを見ると、その辺はどうだったのだろうと詳細がわからぬまでも考えさせられてしまう・・・。
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