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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 ここ数日、街のあちらこちらで太鼓や笛の音が聞こえていた。 近くの町内では通りに提灯を飾りだしている。 そして今日、ついにその姿を見かけることになった。 本祭りを前にスポンサーなどにお披露目をしていたのだ。 その正体は、秋田竿灯祭りである。
 8月に入り、東北の夏を飾る3大(4大?)祭りの開催が近づいてきた。 秋田竿灯は、3~6日の4日間の開催である。

 秋田竿灯祭りの起こりは江戸時代に遡る。 外様大名に落ちた佐竹公(秋田市は佐竹藩であった)を慰めようと、今の形のもっとシンプルなものに提灯の代わりにさんだらぼっち(俵のふた)をぶら下げて、それを披露したのがきっかけではなかったかと記憶している。
 祭りの内容だが、竿灯は大きさの違いで、大若・中若(近年できたかと思う)・子若・幼若に分かれている。 大若の場合50kgにも達するその竿灯を手や肩・額・腰、場合によっては口やひじで持ち上げ、バランスをとるというお祭りである。 大若の差し手(演技者)は男性に限られ、女性はお囃子で魅せてくれる。 竿灯百数十本が中央分離帯を挟んで2列に並ぶ姿は、素晴らしい。 
 
 引退したがわしが若い時、差し手として妙技会(竿灯の安定さを競ったりする競技会)にも参加していた。 ドイツやオランダまで遠征したこともあった。 歳はとりたくないものだ。
 竿灯はかなり重いとはいうものの、その頃はバランスをとるとそれほどには感じなかった。 風が吹いたらとうまく乗せてやると良い。 無理をすると重いしコントロールできなくなるので、倒れるままに任せることにする。 抑えようと頑張ると竿が折れたりするからだ。 
 祭りを前にお天気具合と、東北を襲った2度の地震の影響が、観光客数の減少につながらなければ良いなと心配している。
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