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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 北京五輪が始まるとほぼ同時にグルジア紛争が勃発した。 太古の昔よりオリンピア停戦というものがあると言うのに・・・。

 日本がJAPANと呼ばれるようにグルジアとは日本名であって、グルジアはグルジア語ではサカルトヴェロというそうだ。 サカルトヴェリ人の国という意味だそうである。 また、英語での公式国名は「Georgia」である。 お気づきになられた方も多かろうが、缶コーヒーにそんな名前の飲料がある。 こちらはアメリカのジョージア州をイメージしてるのではなかろうか?

 ジョージア州の名前の由来は、そこが植民地だった頃のイギリス国王ジョージ2世から付けられたのだそうだ。 それではグルジアの名前の由来はと言うと、ローマ時代のキリスト教の聖人ゲオルギウス(Georgius)からきている。 実はGeorgeもこの聖人が大元なのだから、出所は同じと言うことだ。 なぜグルジアがこの聖人と関わるのか? それはグルジアの守護聖人がゲオルギウスだったからである。
 そして驚くことに、このゲオルギウスを守護としている都市や国が他にもあって、その一つがモスクワだというからどうしたものだろう。

 この紛争も北京オリンピックに脅威を与えている民族紛争と中身は同じだが、それに加えロシアと欧米との代理紛争という側面ももっている。 どうであれ一般市民が巻き添えにあう様子は見たくないものだ。 
 この紛争を早く終息させるために重要な役割を持つ人間が、George Walker Bushという名の米大統領ということも何かの因縁であろうか・・・。

 日本ではあまり取り上げられないこのニュースは、BBC英放送やCNN米放送では連日トップで扱われている。 日本ももう少し世界の情勢をメディアが取り上げるようでなければ、日本人の国際感覚はいつまでも養われることはないのだろうな、と残念に思う。

 余談ではあるが、当事国のグルジアとロシアは8/13WEDに北京五輪競技のビーチバレーで対戦する。 まさか政治問題がスポーツに影響すまいが、時ならずも注目の一戦となるのは必至だろう。
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