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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 タイトルは1971年に制作された映画の題名である。 公開当時わしは劇場でこれを観て、一生忘れられない映画の一つになった。 それを久しぶりに昨日観ることができた。
 この映画はマカロニウエスタン(イタリア制作の西部劇)で、当時ジュリアーノ・ジェンマやクリント・イーストウッド主演作品がかなり記憶に残っている。 本作品はその中で異色の存在だったような気がする。 「夕陽のガンマン」などが有名だったので流れ的にこのような題名になったと思うが、原題は「Duck You Sucker」(伏せろ!バカ)である。 主演はジェームス・コバーンとロッド・スタイガーだった。
 作品について多くを説明しないが、冒頭に毛沢東の「革命とは・・」という語録が出てくるメキシコ革命に関わる内容だ。 主人公達の人間性が良く演じられていて、象徴的な二つのメロディ・叙事詩的に挟まれる過去の記憶、最後は目頭が熱くなった。 男性には絶対お奨めの逸品の映画である。(女性でも悪くはないと思うが・・・)
 わしは少年の頃から洋画を多く観ていて、「スクリーン」「ロードショー」なんて洋画紹介の月刊誌を購入していたし、映画館にもよく足を運んだ。 お気に入りのジャンルは、戦争物や勧善懲悪的なもの、さすがに男の子だった。
 そういった映画を観ることで「男とは、かくあるべき」のようなわしの個性の下地を築きあげたような気がする。 だから今でも卑怯なことや狡猾なこと、自己中心的な考えはしようとしてもできない。 時に自己犠牲もわしには美学だ。 命の大切さを学ぶと同時に、死ぬことの潔さや必然性への理解も身に着けたつもりである。

 他人の痛みをわがことのように感じ、自分がされて嫌なことを他人にしない。 そういう自分に誇りを持つ。 そういう人としての生きかたのベースは、今の教育(家庭・学校・社会)で充分行われているのだろうか。 首相や官房長官が、昨日の事件についてコメントしているが、こういった傾向は今に始まったことではなかろうに。
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