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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 6/7・6/8は、秋田県北部の町、十和田湖を有する小坂町で「アカシアまつり」が行われる。 会場は町の中央公園と明治百年通りというところらしく、アカシアの甘いかおりに包まれるまつりだそうだ。
 小坂町には300万本のアカシアがあると言われるが、そもそもこれは植林されたものなのだそうだ。 日本3大鉱山の町だった頃、煙害により町の木が全て枯れ果て、そんな環境でも育つ強い木として植林されたのが今に継承されているそうだ。 日本のかおり風景百選にも選ばれていて、その最盛期にまつりを催すのだろう。 このアカシアのおかげで「アカシア蜂蜜」という特産品もあるとのこと。

 小坂町は平成の大合併の嵐の中、自立の道を選び、その苦難の中いろいろな取り組みをしている。 まつりと並行して「環境サミットin小阪」というイベントも行われている。 なぜ環境サミットなのかというと、だいぶ前から「バイオマスタウン構想」を打ち出し、町民から生ゴミを回収し養豚団地の糞尿処理施設を利用し肥料を作って無料配布したり、「菜の花プロジェクト」を立ち上げ菜種油の採取利用、そしてその廃食油からBDF(バイオディーゼル燃料)を作り出し農機具燃料としたりしているからだ。 アカシアも環境再生のシンボルになっているだろう。
 要するに循環型社会の創生に尽力しているということである。 またエコタウン構想もあり、鉱山の歴史の中で得られた技術を「都市鉱山」(携帯電話・家電品に含まれる金やレアメタル)に活かそうとしている。

 一方、鉱山最盛期の頃作られた残存する日本最古の芝居小屋「庚楽館」を再生し大衆演劇を公演したり、文化的にも頑張っている。
 いろいろ書いたが、わしはじっくりこの町を訪ねたことが無い。 十和田湖に出かけた時は通り道だったが、それもしばらくご無沙汰だから。 だがこのところずっと気になっている町で、是非行ってみたいし住んでみたい町でもあるのだが、ガソリンが値上がり過ぎて気軽に行けそうも無い。

 この町の町長さんは「カワグチ ヒロシ」氏とのこと。 わしぐらいの世代なら、ちょっとこの名前が引っかかる。 行け、行けぇ~カワグチヒロシ♪・・・過去怪しげな探検番組があってその探検隊長のタレント名である。 タレントのほうは浩だったと記憶してるが、町長さんは博氏だそうだ。 
 漢字は違っていても、小坂町の発展の為に「行け、行けぇ~カワグチヒロシ」氏・・・、遠くからエールを送らせて頂きたい。
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