小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
先月末「一生薬の世話」通告を受けてから、まじめに薬を飲み続けている。 そんな中、慢性胃潰瘍から脱した仕事仲間が訪れ、「どんな薬を飲んでるんだい?」などと訊いてきた。 薬を持ち出して見せると、「自分の飲んだ薬と違う」と言い、自分の胃潰瘍がピロリ菌によるものだったとか、いろいろ体験談を話して帰っていった。
薬を手元にもってきたことと、そこにパソコンがあったこと、そして少し暇があったことで、自分の処方された薬をインターネットで調べることとなった。 手短に結果を言うと、その薬と同じ成分のジェネリック薬品があることがわかったのである。
ジェネリック薬品のことはTVCMで知っていたが、薬の世話になる身でなかったのでそれほど興味が無かったが、知るとそれなりの驚きがあった。 新薬開発後、特許が切れて後発品として売り出されるジェネリック薬品が、想像以上に安かったからだ。 ズバリ、40%の薬価であった。 わしが処方されたのは、先発品でつまり高いものだった。
そこからわしの頭の片隅で、いろんな想像が膨れ上がっていった。 何故、高価な薬を処方されたのか? その仕組みはどうなってるのか? などである。 薬を処方した病院及びS医師は、わしにとって主治医(かかりつけ医)のような存在だったし、わざと高い薬を処方したと疑いたくは無かった。 院外処方であったので薬局との癒着があるのかなどなど、自分でも嫌になる想像までした。
安い薬にして欲しいとして、自分の薬が切れる頃に言い出しても、薬局に在庫が無ければ今の薬を継続しなければならなくなるだろうし・・・。 そして本日、とりあえず薬局に行って相談してみることにした。 事情を説明すると対応した薬剤師は、早速に分厚い本を持ってきて、「おっしゃるとおりですので、仕入れておきます。医師も大丈夫でしょう」と笑顔で答えた。 余談だが、30歳位の秋田美人であった。
妻にもこのことでああだこうだ話していたら、たまたま妻が他の用事でS医師に会うことがあってわしの意思を伝えたそうで、S医師は「薬局に調べてもらうよう連絡しておく」とのことだったそうだ。 わしの様々な想像は、取り越し苦労だったようである。 ついでに妻や母の薬を調べると、ジェネリック薬品があるのに高い薬を処方されているケースが半分ほどあった。
医療費が右肩上がりで増えていく現状、ジェネリック薬品の使用比率は日本が17%程度らしい。 米・英・独はいずれも50%を超えている。 わしの薬の場合、2.5倍の価格差だし、妻ので44%、母はさすがにたくさん薬を処方されてるが、70%くらいまで薬代を減らせそうである。
薬品業界もいろいろあろうし、厚生労働省にもいろいろあるだろう。 しかし、2.5倍の薬価はいかがなものか。 せめて1.5倍ぐらいまで制限し、尚且つジェネリック使用比率を50%以上に引き上げる努力をしても良さそうに思う。
確かに今まで、わしは気付かないで生きてきた。 そしてこのことはわしやわしの家族の医療費を減らすというだけの問題ではない。 母は大した金額じゃないと言う。 だが母の場合、自己負担の9倍が保険で賄われているのだ。 わしの場合も3割負担だから、7割は保険が代わりに支払っている。 子や孫の世代の為に、ジェネリック薬品の普及を求めたい。 国ももっと積極的に関わって欲しいものだ。 そうでなければ、わしの想像のような邪推をされても致し方あるまい。
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薬を手元にもってきたことと、そこにパソコンがあったこと、そして少し暇があったことで、自分の処方された薬をインターネットで調べることとなった。 手短に結果を言うと、その薬と同じ成分のジェネリック薬品があることがわかったのである。
ジェネリック薬品のことはTVCMで知っていたが、薬の世話になる身でなかったのでそれほど興味が無かったが、知るとそれなりの驚きがあった。 新薬開発後、特許が切れて後発品として売り出されるジェネリック薬品が、想像以上に安かったからだ。 ズバリ、40%の薬価であった。 わしが処方されたのは、先発品でつまり高いものだった。
そこからわしの頭の片隅で、いろんな想像が膨れ上がっていった。 何故、高価な薬を処方されたのか? その仕組みはどうなってるのか? などである。 薬を処方した病院及びS医師は、わしにとって主治医(かかりつけ医)のような存在だったし、わざと高い薬を処方したと疑いたくは無かった。 院外処方であったので薬局との癒着があるのかなどなど、自分でも嫌になる想像までした。
安い薬にして欲しいとして、自分の薬が切れる頃に言い出しても、薬局に在庫が無ければ今の薬を継続しなければならなくなるだろうし・・・。 そして本日、とりあえず薬局に行って相談してみることにした。 事情を説明すると対応した薬剤師は、早速に分厚い本を持ってきて、「おっしゃるとおりですので、仕入れておきます。医師も大丈夫でしょう」と笑顔で答えた。 余談だが、30歳位の秋田美人であった。
妻にもこのことでああだこうだ話していたら、たまたま妻が他の用事でS医師に会うことがあってわしの意思を伝えたそうで、S医師は「薬局に調べてもらうよう連絡しておく」とのことだったそうだ。 わしの様々な想像は、取り越し苦労だったようである。 ついでに妻や母の薬を調べると、ジェネリック薬品があるのに高い薬を処方されているケースが半分ほどあった。
医療費が右肩上がりで増えていく現状、ジェネリック薬品の使用比率は日本が17%程度らしい。 米・英・独はいずれも50%を超えている。 わしの薬の場合、2.5倍の価格差だし、妻ので44%、母はさすがにたくさん薬を処方されてるが、70%くらいまで薬代を減らせそうである。
薬品業界もいろいろあろうし、厚生労働省にもいろいろあるだろう。 しかし、2.5倍の薬価はいかがなものか。 せめて1.5倍ぐらいまで制限し、尚且つジェネリック使用比率を50%以上に引き上げる努力をしても良さそうに思う。
確かに今まで、わしは気付かないで生きてきた。 そしてこのことはわしやわしの家族の医療費を減らすというだけの問題ではない。 母は大した金額じゃないと言う。 だが母の場合、自己負担の9倍が保険で賄われているのだ。 わしの場合も3割負担だから、7割は保険が代わりに支払っている。 子や孫の世代の為に、ジェネリック薬品の普及を求めたい。 国ももっと積極的に関わって欲しいものだ。 そうでなければ、わしの想像のような邪推をされても致し方あるまい。
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