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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 「罪と罰」はヒョードル・ドストエフスキーの長編小説であるが、思想的小説の上に推理的要素や恋愛的要素が盛り込まれていて、高い評価を受け映画化もされている。 まあその小説は置いておくとして、熱力学第1法則とは別名エネルギー保存(不滅)の法則と呼ばれ、物理学の根幹を成す重要な法則だ。 わしはこの法則が大好きで、ものを考える時のベースになることが多い。
 この法則が好きな理由は、ある意味曖昧さを否定する法則だからである。 その法則からすると、罪と罰は等価関係になければならない。 解りやすく言うなら、殺人=死刑となるだろうか。 殺人犯が死刑にならないとしたら別の式が必要になる。 殺人=無期懲役+αという式だ。 αは何であろう。 例えばその犯罪者を作り上げた広義・狭義の社会などだろうか。

 一方、公務員の責任において発生した損害=公務員の身分保証による公務員の安泰+国民の負担。 こんな式が今の世の中を闊歩している。
 昨日の強盗及び拳銃自殺=安易に仮釈放させたが罪を問われない公務員+周囲の住民の被害+一般社会における銃犯罪への潜在的不安。 こんなのもある。
 実際は細かな項目が列挙される式になるのだろうが、お国にあっては少しは責任を感じて欲しいものだ。
 銃刀法もその意味で、その法則にそぐわない法律だとかねがね思っている。 拳銃は、はなからヒトを殺傷する目的のみで造られた物であるから、それの所持=傷害・殺人未遂でなければおかしい。

 後期高齢者保険の保険料も、上がった下がったの統計が出たという。 負担増の人の保険料計+負担減の人の保険料計+税金9割=医療費計、という式がそこにあるのだが、所得の低い人が負担増になっている率が大きいとのこと。 今更そんなものが出てくるのもおかしいが、結果はもっとおかしい。 これもまた、政治家・公務員の責任問わず+弱者の苦しみと等価関係で済まされるのだろう。

 地球温暖化もこの法則にバッチリ支配されている。 あっちを向いて知らぬ振りをしてると、そのうち問題が雲散霧消するなんてことは、絶対に有り得ない。 かようにこの法則は重要なのである。
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