小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
ここ数日のニュースのTOPを争っている東京都墨東病院のER体制の不備問題。 世界の経済が大変でも、いざというときの命を守る医療体制のほうが優先話題になるのは当然のことだ。
この話題の中でいつも突き当たるキーワード「医師不足」。 日本語で医師が不足だという意味である。
そんなこと当たり前だ、そう言われるだろうが、そもそも「不足」とは足りないことであり、必要な数マイナス現在の数=不足数(充足)であるのだ。 ところで医師の必要数や現状の数を報道で聞いたことがある人がいるだろうか?
ピンポイントで救急医療や産婦人科そして小児科に医師が不足だと良く聞かされる。 恐らくは足りないのだろう。 その部分では、であるが。
医師にはどうやってなるのか? その過程をご存知だろうか。 難しいことは言わず解りやすく本質を説明しよう。 医学大学で6年間学び国家試験に合格した後、臨床研修医として2年間働きそして初めて医師となるそうだ。
医師を作ろうとすれば都合8年間かかるということである。 今この瞬間医師が足りないとしたらどうすれば良いのだろうか? 政府からは何も聞こえてこない。
私は医師は不足していないと思っている。 大きな偏りがあるだけだと思っているのだ。 比較的に楽で医療事故が少なく、つまりは訴訟リスクを避けておいしいところだけ頂こうとする医師が増えているから、医師不足なる現象に繋がっているように見えているだけと考えているのである。
違うというなら、政府は科目別医師数と都道府県別医師数を提示して欲しい。 そんな統計を出せないほど貧弱な厚生労働省とは思えないので、私は、解っていて出さないだけなのだと理解している。 出すことの不利益は目に見えているからだ。
そんな医師会に任せてこの問題は解決できるはずが無い。 ではどうやって解決するのか。 引退中の医師の復帰の促進とか、医療訴訟のリスクを吸収するシステムを作るとか、現実に涙ぐましい努力が為されているのは承知だが、それが功を奏してないので現状がある。 効果が薄いのだ。
ずばりこの状態の打開策を提案しよう。
1.科目・地域指定の医師を今より短期間で育成する。
2.サポート医の緊急導入。 この2つが骨子である。
1.の項目は説明すべくも無い。 専門医を地域限定の医師資格で短期間に養成するということだ。 2.の項目には説明を加えよう。
例えば、米国では救急車要請の電話口に、似たような存在が実際配置されている。 電話口でパソコンを駆使して(勿論、医療の概略を学んだ)担当官が、救急出動の度合いの判定をして本当に救急車が必要なのかというような緊急性を判断しているのである。
本当の医師の前段階でフォローするサポート医、この存在が医療の効率化を促進する好材料なのだ。 当面は、熟練した看護婦にその権限を拡大し、数日の研修でこれを行うようにすれば良い。
過密な労働を強いられている医師にとって、これは何にも変えがたい助け舟になるのである。
いかなる問題も知恵を絞れば解決策は生まれてくる。 以前にも医療費節減でジェネリック薬品の導入促進を訴えたが、政府は何ら動く兆しが無い。 法律でジェネリック薬品の比率を年次ごとに引き上げていくことを決めれば良いだけなのに。
然るに政府は、薬品業界や医師会の言うがままだということで、一切国民の方を向いていないのだ。 だから、私は自民党を信頼できないでいる。
今日の報道のTOPは株価や円高であるが、これは私の中ではなんら驚くことではなく、資本主義崩壊のプロセスの一つでしかない。 これについても、わが国の政府が無策であるのは言うまでも無い。
この話題の中でいつも突き当たるキーワード「医師不足」。 日本語で医師が不足だという意味である。
そんなこと当たり前だ、そう言われるだろうが、そもそも「不足」とは足りないことであり、必要な数マイナス現在の数=不足数(充足)であるのだ。 ところで医師の必要数や現状の数を報道で聞いたことがある人がいるだろうか?
ピンポイントで救急医療や産婦人科そして小児科に医師が不足だと良く聞かされる。 恐らくは足りないのだろう。 その部分では、であるが。
医師にはどうやってなるのか? その過程をご存知だろうか。 難しいことは言わず解りやすく本質を説明しよう。 医学大学で6年間学び国家試験に合格した後、臨床研修医として2年間働きそして初めて医師となるそうだ。
医師を作ろうとすれば都合8年間かかるということである。 今この瞬間医師が足りないとしたらどうすれば良いのだろうか? 政府からは何も聞こえてこない。
私は医師は不足していないと思っている。 大きな偏りがあるだけだと思っているのだ。 比較的に楽で医療事故が少なく、つまりは訴訟リスクを避けておいしいところだけ頂こうとする医師が増えているから、医師不足なる現象に繋がっているように見えているだけと考えているのである。
違うというなら、政府は科目別医師数と都道府県別医師数を提示して欲しい。 そんな統計を出せないほど貧弱な厚生労働省とは思えないので、私は、解っていて出さないだけなのだと理解している。 出すことの不利益は目に見えているからだ。
そんな医師会に任せてこの問題は解決できるはずが無い。 ではどうやって解決するのか。 引退中の医師の復帰の促進とか、医療訴訟のリスクを吸収するシステムを作るとか、現実に涙ぐましい努力が為されているのは承知だが、それが功を奏してないので現状がある。 効果が薄いのだ。
ずばりこの状態の打開策を提案しよう。
1.科目・地域指定の医師を今より短期間で育成する。
2.サポート医の緊急導入。 この2つが骨子である。
1.の項目は説明すべくも無い。 専門医を地域限定の医師資格で短期間に養成するということだ。 2.の項目には説明を加えよう。
例えば、米国では救急車要請の電話口に、似たような存在が実際配置されている。 電話口でパソコンを駆使して(勿論、医療の概略を学んだ)担当官が、救急出動の度合いの判定をして本当に救急車が必要なのかというような緊急性を判断しているのである。
本当の医師の前段階でフォローするサポート医、この存在が医療の効率化を促進する好材料なのだ。 当面は、熟練した看護婦にその権限を拡大し、数日の研修でこれを行うようにすれば良い。
過密な労働を強いられている医師にとって、これは何にも変えがたい助け舟になるのである。
いかなる問題も知恵を絞れば解決策は生まれてくる。 以前にも医療費節減でジェネリック薬品の導入促進を訴えたが、政府は何ら動く兆しが無い。 法律でジェネリック薬品の比率を年次ごとに引き上げていくことを決めれば良いだけなのに。
然るに政府は、薬品業界や医師会の言うがままだということで、一切国民の方を向いていないのだ。 だから、私は自民党を信頼できないでいる。
今日の報道のTOPは株価や円高であるが、これは私の中ではなんら驚くことではなく、資本主義崩壊のプロセスの一つでしかない。 これについても、わが国の政府が無策であるのは言うまでも無い。
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