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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 今日も「株安・円高」のニュースが駆け巡っている。 日本は欧米に比べ影響が少ないとされてきたが、どうもそうは言っていられない状況のようだ。
 私は、ある程度悲観的な状況をニュースより早めに書いてきていたつもりだが、「円高」までは正直読んでいなかった。 円が思わぬ形で使われていた実情を知らなかったからである。

 「円」の思わぬ使い方とは、外国の投資家が金利の安い「円」を借り入れし、それを投資に回していたということである。 借りた「円」を返すために運用していたドルを換金するニーズまでは分からなかった。
 それに加え、現状で比較的安定した通貨としての「円」が買われる背景が上乗せされている。

 金融のグローバル化が、狡猾な投資家の欲望を掻き立て、いろんな悪さをしたことが世界恐慌への序章になっている。 金融工学なる米国のまやかしが今の状況を作り出しているわけだが、歯止めはなかったのだろうか?

 私の6/3の税に関するブログで「トービン税」に触れていた。 「為替通貨取引税」のことである。 これの進化した形がスパーン税と呼ばれ、短期間の投資目的の流通に歯止めがかかる仕組みになっている。
 もしこれが国際的に行われていれば、少なくともこの急激な「円高」は避けられたと思われる。

 実体経済がそれほど悪くない日本がここまで追い込まれるのは、日本政府の低金利政策の長期化と、アメリカに踊らされたグローバリゼーションであり、そのつけを払わされているからだ。 アメリカはとんでもない詐欺をしてくれたものである。

 厳密に言えば「詐欺」とは意図した行為を指すのだから、詐欺をする気がなかった場合は「単なる馬鹿」ということになってしまう。 詐欺の意図は常に立証が困難なのは言うまでも無い。

 これほどのアメリカにわが国の政府はまだ追従の意思を崩していない。 米国際の大量保有国としては、支える側にまわらざるを得ないのだろうが、それにしてもここに至っての追従は愚かとしか言いようが無い。
 麻生総理は、大統領選前にもオバマ氏に会いに行く日程を立てていると言う。 マケイン氏が大統領になったらどうするつもりだろう?

 折から米軍がシリアを越境攻撃したというニュースが流れてきた。 すわ、オクトーバーサプライズかと思ってしまう。 大統領選直前の10月に選挙戦を有利に運ぼうと、思わぬ事態が突然起こることを指す。 有事となればマケイン氏が優位に立つ。 そこまで読むのは邪推だろうか・・・。

 
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