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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 先日、小学5年と中学2年を対象とした全国体力テストの結果が発表された。 参加校が学力テストに対して少なかったからデータとして不十分だとも言われている。

 いずれその結果が、学力テストでの上位県と符合する部分が多かったことで、また新たな話題となったようだ。 此処秋田県は、小5男女で2位、中2男3位・女5位となかなかに良い成績だった。
 関西の有名な知事は、自分の自治体の成績が学力に続き悪かったので、頭から湯気を立ててお怒りだと言う。

 さて、わが秋田県は、ほんの4・5年前までは、肥満児童が多かったり体力もこれほど良い成績ではなかったのである。 それが何故急に良くなったのか? 実は、秋田わかすぎ国体を前に、競技者を育成するためには底辺の底上げをしなければならない、という県教委の政策によりこのようになったのである。

 他に秋田県は、私が9/10付のブログでも紹介したが、朝ごはんを食べてくる児童の割合が高い。 つまり生活環境が学力に影響を与えている可能性があるとのこと。 

 鶏が先か卵が先か、の議論はあろうが、学力が高くて体力が高いのではないと私は考えている。 脳が付いているヒトの体という受け皿がしっかりしているから、2次的に学力が上がる、という判断である。

 昨年、全国の教育委員会などが「秋田の教育現場」の視察にやたら来県していたが、まぁ教育指導の現場も大切ではあるものの、それ以前にも目を向けるべきだろう。

 何かと言うとすぐに対処療法をとろうとする現代人(日本人?)だが、基礎ベースをしっかりすると黙っていてもその上に積み重ねる物が堅実で強固になるという、物事の本質を考えるべきだろう。
 どこぞのぶちぎれ知事に教えてあげたいものである。

 どうであれ、知育・徳育・体育・食育・・・、基本を大事にすべきなのだ。 
 更に言うなら、児童教育は「日本人教育」でもある。 明日の日本人を育て上げるのが本質なのだ。 とするなら、日本における教育現場のコンセプトはどうなっているのだろう?

 フィンランドだったろうか、国力を上げるためには技術力を上げて世界に通用する商品を生み出す、というコンセプトで教育を行っている。 日本はどうだろう? どういう国づくりにどういった人材を育てようとしているのか?

 以前も書いたと思うが、日本の教員は教育学部を出てくるわけで、いわば文系である。 そのためにとりわけ理数系が弱い教員達が多いと言われる。
 そろそろ理数系に強い教員をしっかり育てないと、この国の将来は怪しくなるのではなかろうか。
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