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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 昨日からダボス会議が始まっている。 ダボス会議とは、スイスのダボスにて行われる「世界経済フォーラム」の年次総会のことだ。
 世界の社会的・経済的な問題に対し、各国の首脳や経済のトップ達、そして知識人などが2500人以上集まり論議するという意味で、高い評価をする人は数多い。 わが国からも総理や緒方貞子氏他大勢が参加する予定とのこと。

 今回の中心話題は、当然世界を震撼させている不況のことだが、この危機の後のことまで話題になると言う。 実に興味深い。

 世界経済フォーラムの会長は、クラウス・シュワブ氏でありフォーラムの設立者でもある。 今夜のNHKクローズアップ現代で、シュワブ氏のインタビューが放送された。

 その中でシュワブ氏が語ったことが、私がこのブログで主張してきたことに酷似しているのに驚かされると共に感銘を受けた。 一つの考え方として「グローバル・コーポレート・シティズンシップ」というものがあり、企業が社会に対し果たすべき役割を語っている。
 私はこの部分は企業ではなく国家だと考えているが、誰が役割を果たすかだけの違いで中身は同じだった。

 彼が語るに、企業は直接に利益を生み出す周囲に尽力するだけでなく、ボランティアとも言える行為を行うべきだと言うのだ。
 つまり私が書いた日本を救う方法の、途上国への支援である。 その支援が貧困を打開し、その貧困を抜けた先に消費が生まれ、やがては返ってくる。 「情けは人の為ならず」の概念だ。

 私が書いてきていることに、なかなか賛同者は現れない。 だが、世界のトップ中のトップの世界観が、私の世界観に酷似していることがとても嬉しい。
 そんな彼も、その理想にハードルがあることを知っている。 こういった時期には、各国の国民が自国益にこだわり、そのために短期的収益を求める。 それが民主国家においては方向性を決定していくのだ。 ここに衆愚政治が起こるのである。

 ブログの賛同者が少ないことに、私は自分が異端な考えなのかも、と疑いだしている最近、一切の賛同者がいなくとも心強い同士が世界にはいるのだということがわかって、今日はとても幸せだった。

 もっと多くのことが語られたが、とても書ききれない。 だが、私が今まで書き綴ったこととほぼ同様であることは間違いない。 時代は既存と違うあらたな考え方や仕組みを求めているのである。
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