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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 昨日も書いたとおり、ダボス会議では世界の諸問題について解決策を巡る議論が交わされる。 今日のニュースでは、ガザ戦争を巡る議論において、トルコの首相がイスラエルを非難した後、退席をしたというものだった。

 イスラエルの建国の歴史は浅い。 第2次大戦後なのである。 このことを詳細に書くことは控えるが、私が記憶しているのは「栄光への脱出」という映画である。
 ポール・ニューマン主演のこの映画は、まさにイスラエル建国の過程を描いた作品で、イスラエル寄りの米国が製作したプロパガンダ映画だという評価もあるほどだ。 映画好きだった私は、当時の売れっ子俳優であったポール・ニューマンとそのプロパガンダ?戦略に乗った?日本の配給会社の興行収入増加戦略に乗せられ、映画館で見ることになった。

 この地域での紛争は基本的に土地争いなのだが、聖地を共存するなどで複雑な要素を持っている。 それに加えて、欧米が中東の富を詐取するがごとく収奪したことが、現在のテロの根源になっていると私は思っている。

 ダボス会議の主体となっている「世界経済フォーラム」のクラウス・シュワブ氏の世界観に、「世界市民」という考え方がある。 その世界観が解決するには、イスラムを巡る紛争はあまりに難しくなっている。
 収奪した富を返すと言わない限り、表面上の話し合いは難しいのだ。

 米国のオバマ大統領に関わる今日のニュースでは、ウォール街の稼ぎすぎた人達の高給を非難したとのこと。 何かイスラエル問題と同じ根を持つことだなと、感じてしまった。

 貧困問題の解決は、奪いすぎた富を返すのが簡単な方法なのだが、適正な利潤という物差しを人類が持っていない以上、儲け過ぎかどうかは誰にも判定が出来ない・・・。

 唯一、税制度が所得配分機能を持っているのに、消費税を引きずる日本。 先進諸国はどこも採用している制度というのが、この制度の正当性の根拠になっているわけなのだが、新しい考え方や仕組みが必要とされる現在、当然手をつけるべき課題である。

 既存の常識というものを、本来の意味でのゼロベースで再構築する知恵や勇気は、この国は持てないのだろうか? いい加減、他国を横目で見ながら丸写しするカンニング政治をそろそろ止めないと、2流・3流の国からの脱却は到底無理である。

 

 

 
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