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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 他人からされて嫌なことを、他人に対してしない。 これは私のモットーである。
 だが、これはいろいろな意味で難しいことだ。

 難しいことの一つの理由は、「嫌なこと」が人それぞれ違うことである。 もう一つは前述のことと重複することもあるが、勝ち負けを競うことで嫌悪感を憶える場合だ。

 法律・規則・モラル・・・、人が行うべき行動の指針がある。 他人に及ぼす影響の度合いを考えての指針だろう。

 うつされたら嫌な感染症を他人にうつすことを厭わない行為は、どの指針で制御すべきだろうか?

 関西で休校している学校の生徒が、外出して他人と接触したりしている報道がされる。 海外から戻ってきた人が感染源になる。

 今のところ新型インフルエンザでの死亡者は出ていないが、一部で近い将来ウイルスの変異で強毒性になる可能性もあると言う。

 これから死者が出た場合、その身内はどう感じるだろう。

 もし、海外渡航者の帰国後の外出を1週間規制していたら・・・。

 海外に行くことも無い、特に悪いこともした記憶も無い。 でも影響を受ける。 実に辛いことだ。

 世の中に社会的責任、そして冒頭に掲げた「されたくないことをしない」という当たり前の概念がもっと普及するなら、少しはましな世の中になるだろうに・・・。

 現時点で私やその周辺の危機は少ない。 危機が少ないから沈黙を守って良いという事は無いはずなのだが・・・。
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 騒がせている新型インフルエンザ。 日本で初となった感染者の住む地域から拡がりつつある。

 感染症は軽度であれ重度であれ、経済的影響が及ぶ。 水際での食い止めなどと政府は言っていたが、中途半端だったと言えよう。

 それにしても解らない。 最初の感染者が出た大阪中心の関西圏で、例え渡航経験が無いとは言えインフルエンザを疑ってもおかしくない事例の発生に、これほど鈍感だったのか。

 ダスティン・ホフマン主演だったか、「Out Brake」という映画があった。 それ以降もウィル・スミス主演の「I am Legend 」(チャールトン・ヘストン主演 オメガマンのリメイク) いろいろ多少オーバーに危機を映し出していた。 この手の映画を観た人は少ないのだろうか? それとも相変わらずの所詮作り話・・・。

 関西圏では、じわじわと影響が出ている。 当たり前だ。 感染症は、形態の違う「経済災害」という側面を持っている。 阪神大震災など明確な災害が地域経済に与えた影響は大きかった。 ところが感染症の経済に対する影響を、大衆及び国家は甘く見ている。
 このまま全国に感染が拡がった場合、国全体の経済活動に対する影響はどれほどだろうか? 地震による影響を上回る恐れさえある。

 H5N1型鳥インフルエンザは、致死率が高いと想定され、それに対してはそれなりのマニュアルがつくられているそうだが、今回それが未熟なことが明白になったとも言える。

 その予行演習としてもあまりにおそまつ。 政府は、こういうケースにおいて所得補償を含めた対策を提示し、感染の拡大を阻止すべきだろう。 事務の人とこの話題をしたら、稼ぐためには多少無理しても出勤(他人との接触を生む)すると言った。 それが現実というものだ。

 今後どう感染が拡大するかは予測すべくも無いが、こんな状態ではH5N1型でのパンデミックフルーは防げないということがよぉ~く解った。
 天国というのは死後の世界で、善行を行って死んだ後行ける世界と称される。 当然、立証されている世界では無く、どちらかというと宗教屋に耳打ちされる詐欺行為に都合のよい架空世界だ。
 一方理想郷とは、主に何処にあるのか解らないまでもあって欲しい現実世界ではなかろうか。

 若かりし頃、「天国に一番近い島」 森村 桂さんだったと思うが、読んだことがある。 ニューカレドニア島のことだっただろう。 あの辺は釣り番組でも魅力的な地域だ。 一つの理想郷とも言える場所だろうか。
 しかし、宝くじでも当たらない限り訪れることも無いだろう。

 さて、理想郷や天国、どんなところだったら良いのか、きっと千差万別なのだろう。 或いは意外や意外、殆ど違いが無かったりして・・・。

 結構昔、子供が小さかった頃の後半、比較的近い場所に厚生年金関連施設があって、そこに県内有数の流水プールやウォーターシュート(滑り台)があった。 いろいろあったため今や誰の所有になったのかさえ解らない場所になってしまった。
 その夏そこへ出かけて、ウレタンかなんかの板を借りて、流水プールで板に上半身を預けながらだらだら流されていた時、明るく強い日差し・水の音・判別のつかないガヤガヤした人達の声を聞きながら、「こんな感じが天国なら、死ぬのも悪くない」、そう思ったことを記憶している。 かなり快適だったのだろう。

 待ち焦がれた春が訪れ、例年の通り山菜採り行を楽しんだ。 今日までに7回出かけ、例年通りの収穫を得た。
 主だった場所として4ヶ所に分類されるが、各々の場所に車で到達しエンジンを切って車を降りる。 そして車から降りると必ず聞こえる鳥の声。 当然、住まいする地域では聴くことの出来ない鳥の声である。
 そして殆どの場所では、それに水の流れる音が加わる。 また時として、風が木々を揺らす音。 青い空の背景も多い。

 こういった風景に包まれる世界も、私にとっては天国だ。 私より年配の方と同行した時にその話をしたら、勘違いをしたのか「死ぬなんて話は・・・」といったニュアンスの言葉を言われた。

 別に自殺するつもりなど、少なくとも現在は殆ど無い。 だが、子育てをある程度終了し、特に不安が強い訳でもないが取り立てて希望も無い余生に対し、もし天国がこのような世界だったら・・・という考えがふと沸くようでは、私の厭世気分も相当なものだと、あらためて感じた。

 何のために生き、何のために死すか、天国はどんなところだったら死を許容できるのか。 世界でも際立って宗教色の少ないこの国で、みんなはどう考えているのだろうか。 興味が無いわけでもない・・・。

 まだ春の山菜行は、タケノコ・ミズが目標値に達していない。 その間生きていたら「生き天国」(生き地獄という言葉があるのに何で無いか)を味わうチャンスが、今年まだ数回はあるだろう。

 
 先頃、自民党の菅氏や民主党が話題にしていた政治家の世襲の制限は、とりあえず先延ばしになったようだ。
 世襲議員は選挙で有利だから、公平さに欠けるというのがその名目だった。

 さて、選挙を戦うのに大事だと言われる「地盤」「看板」「カバン」のうちの「カバン」つまりお金は、どれほど必要なのだろう。

 今月行われた秋田と千葉の知事選を例にしてみよう。

 良く知られているのは「供託金」である。 知事選は300万円と決まっている。 これは預かり金で、有効投票数の1/10を得票できれば返してもらえるお金である。
 では選挙運動にかかるお金はいくらだろうか?

 これには公職選挙法によって上限が定められている。 お金をいっぱいかけられる人が有利にならないようにとの限度額である。

 以前、「2当1落」といった言葉があった。 2億円用意すれば当選で、1億円なら落選という意味だ。 金額は抽象的なもので、要は選挙運動の資金力と当落を表した諺のようなものである。

 さて、知事選の選挙運動資金の上限は、次の式で表される。

 固定額 2420万円 (知事選の場合のみ) +  県の選挙権所有者数 *(乗ずる) 7円

 秋田県は、選挙権のある人口は90万人ほどで、合計3000万円余りであり、千葉県は500万人余もいるということで、合計額は6000万円にも上る。

 世襲がどうとか言う以前に、立候補なんて無理な話なのだ。 ちなみに知事の年間所得は、秋田で1500万円千葉なら2000万円ぐらいである。 

 多くは言わない。 良い政治家を生み出す土壌が、日本にはハナから無いのである。

 知事選に立候補する条件を、例えば1年間、週に1回2時間ぐらいの勉強会への参加とし、選挙戦は長めの政見放送と立候補者による討論会の模様の放送のみとし、それ以外の一切の選挙戦を禁止すれば、まともな政治家が生まれるだろうに。

 公職選挙法は、かなり以前に作られた法律である。 ほぼ全家庭にテレビがあるこの世の中で、未だに選挙カーで候補者の名前を連呼する選挙が行われ続けること自体、どうかしている。

 世界のドキュメンタリーの短編映画祭で日本の選挙戦(ドブ板選挙方式)が扱われ、世界がそれを観て首を傾げ笑ったことを知る人は少ないのだろう。

 以下はYahoo!ニュースの話である。

太陽活動の目安となる黒点が、今年は全く見えない日が非常に多く、活動が約100年ぶりの低水準にあることが、米航空宇宙局(NASA)の観測で分かった。太陽活動は約11年の周期で変動しており、現在は極小期にあるが、歴史的な低調さが次の極大期の時期や規模、地球の気候にどう影響するかが注目されている。

 NASAによると、今年、黒点の見えない日は7日までの97日中85日で88%となり、1913年の85%を上回っている。昨年は73%だった。衛星観測では、前回の極小期の90年代半ばに比べ、太陽の可視光の放射は0・02%減少し、紫外光は6%減少。電波の強さと、太陽から吹き出す電離した粒子「太陽風」の圧力は、ともに約50年間で最低水準だ。

 地球温暖化のCO2犯人説を否定する人達は、太陽活動周期説を唱えているとのこと。

 さて今年はどうなるか? ちなみに北極海氷は、その面積を測り出してから減少傾向にある。 夏場にその体積が最小となったと言われる昨年に比べ、その面積の少なさは今年の方が上(少ないと言うこと)である。

 世界経済が落ち込んでいるとは言え、人口増加と低所得者層のエネルギー消費がそれをカバーして有り余るほどの経済活動をしているだろう。 今年の北極海の氷が、どの程度解けるのか? 注目に値する。

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