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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 ロシアのプーチン首相がウスリースク森林保護区に視察に行ったそうだ。 その際、同行したカメラクルーに向かっていったアムールトラを、麻酔銃で撃ってクルーを救ったという。
 何かタブロイド紙にでも載りそうな、どこかの将軍様の武勇伝のような気もする。 そもそもアムールトラの生息域の調査で、トラを麻酔銃で眠らせ首に衛星追跡発信装置を取り付ける仕事を見に行ったというか、たぶんハンティングをしたかったのではないかと推察する。 勿論撃ち損じたら側近が撃つ段取りになっていたのだろう。
 そこにカメラクルーに襲い掛かったというオマケがついたのではないだろうか。 真実かどうかは知る由もないのだけれど。

 実はそんなことはブログに書くのに値することではない。 その報道の奥にある別の面を憶測してみたいと思う。
 ウスリースク森林保護区とはどこにあるのか? ウラジオストクの北にある。 ウラジオストクとは日本海に面したロシアの要港だ。 ロシアという大国の実質TOPの要人が、何故そんな森林保護区に視察に出かけたのか? ハンティングをしたかった、という見方を変えないものの、他にも用事があったと私は思う。
 ロシアには自国で産出する石油を西太平洋から積み出したいために、パイプラインを敷こうという計画があって、それがウスリースク森林保護区を含む自然豊かな土地を通ることになるのだ。
 そうなると自然破壊を懸念するNGOなどともめることになるわけで、そのための視察・調査となると国家戦略の一環だということになるだろう。

 インドで大洪水、ハリケーン・グスタフの猛威、地球温暖化の影響が懸念される事実を横目に、ロシアという国はエネルギーを世界に大量供給し覇権を拡大しようとしている。 グルジアもロシアに関係の無いパイプラインを持っているから狙われているのだ。 まあここは逆にアメリカが、西側主導のパイプラインを構築したかったからという側面があるわけだが。

 日本は早めに脱化石燃料の道を模索しなければいけないだろうし、そういった社会を広める側にまわるべきだと思う。 そうでなければ国の安寧は、いつまでも訪れないのではないだろうか。
 それ以前に地球温暖化防止が待ったなしなのは間違いないと思うし・・・。
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