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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 ゲリラ豪雨、最近よく耳にする言葉である。 今日この時点でも、天気予報で警戒を呼びかけている。 今年は1時間当たりの降雨量の記録を各地方気象台で塗り替えられているようだ。 
 これを気象関係者はどう分析してるかと言うと、今年は偏西風のルートが大きく蛇行し日本列島の南まで下がっているためなのだそうだ。 では何故偏西風が大きく蛇行しているのか? ニュースはそこで終っていてその原因には言及していない。

 わしはブログ内で地元の気象データの異常さを書き連ねてきたし、北極海の海氷の異常さも書いてきた。 IARCの毎日更新されるデータを見ているからである。 「不気味」と表現した今年の北極海は、2002年からの観測で、8月の解氷量は過去2004年が最高だったが今年はその記録をもう超えている。 一方、最終的な海氷最小面積は異常に解けた昨年に次ぐ記録がもう確定した。 だが現時点(同月同日)の海氷面積は、昨年よりは広くなっている。

 なんだ、去年の方が凄かったんなら、大騒ぎする必要もないだろうに。 そう言われるかもしれない。 ところが視点を変えると、思わぬ結果が出てくる。
 冬の最大海氷面積から現時点の海氷面積を差し引いた値、つまり解けた氷の量で言うなら900万平方Kmを越えたのは数日前、昨年と同じ日だったのだ。 その後どうなっているかと言うと、今年の方が勢いがあり昨年の6日前の数値になっているのだ。 去年以上に解けているということだ。 このペースだとかなり大変な記録になる。

 同月同日にいくら解けたのかを、わしは分析してるが、ここ数日は毎日最高記録である。 その数日とはオリンピックが終った日からだ。 10万平方Km以上解けた日は、過去8月上旬が最後だったのが、今年は一昨日記録している。
 オリンピックが終って、北京周辺の工業生産活動が増えたとして、それが北極海の氷を解かすのに大きく影響するなんて、わしもそんなことは言いたくない。 地球はもっともっと大きなスケールで動いてると思うからだ。 だが実際のデータが連日最高を記録すると、抑えていた中国の生産活動はものすごいのかも、と疑いたくなる。
 もう数日様子を見るが、どうなることやら。

 以下のURLは、IARCが毎日更新する海氷面積のデータである。 そのグラフを見て、わしの懸念を理解し危機感を共有できたら嬉しい限りである。

http://www.ijis.iarc.uaf.edu/jp/seaice/extent.htm
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