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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 ここ数日、西日本での豪雨による被害が拡大している。 ニュースワイドショーでは、日本はもはや温帯から亜熱帯になっているのでは?とまで伝え始めた。
 ニュースはこの手の話題になると、極めて抽象的で中途半端なプロパガンダを行う。 要は視聴者が興味を持てば視聴率が稼げる、それだけのように見える。

 然らば、具体的で徹底的な報道とはどういうものか? 一つの例を挙げてみよう。

 地球温暖化のCO2犯人説は、今や世界の大半の同調を得ているが、僅かに太陽周期説を唱える者達がいる。 
 太陽活動は昨年、22年周期(11年周期の説もある)でもっとも低調な時期になった。 昨年の6~9月において、黒点の発生が極度に下がった為、小氷河期の始まりだとまで言う者もいた。 その後は回復したが、今年に入り5月前半までは黒点発生率が低かったのも確かである。

 一方、北極海海氷面積は、2003年からの観測で、2005年以降劇的に狭くなっていた。 2007年が極小だったが、昨年はそれに及ばないながらも体積では2007年を越える解け方だったと言われた。

 さて、太陽輻射熱の影響が、どれほどの時間差で影響するのか解らないが、今年の解け方は2003年以降8個のデータの中で、6月末は5番目だった。
 太陽活動が弱いのでそうなのかとも思っていたが、7月に入り5日に4番目、14日に3番目、22日についに2番目の海氷面積の小ささとなっている。
 2007年の最小面積は、なかなか越えられそうに無い大記録だが、じわじわと迫りつつある今年の状況は本当に怖い。

 太陽の影響が温暖化に大きく影響すると仮定するなら、この太陽活動が低調なときにこの海氷の解け方なら、3年後に起こる太陽活動の極大期にはどうなるのだろう。

 ここに書いているデータは、きちんとした調査期間の毎日アップされるデータを元にしている。 出所の怪しいいかがわしいものではない。

 私は学者ではないが、学者のデータから現実的な予測を想像している。 ニュースのネタとは大違いだと思う。
 だからこそ真剣に、過去に無い大きな災害や異常気象による世界の災禍に対処しなければならないと考えているのである。

 今や雨雲レーダー画面や各地の累積雨量や河川災害情報は、リアルタイムでインターネットで見ることができる。 住まいするハザードマップも同様だ。
 役所の避難勧告やいい加減な楽観主義者を当てにせず、自分で情報を集め対処する。 それが個人の危機管理意識というものだ。
 その地に住まいする人達は、日頃からどのようなタイミングでどこへ避難するかを予め決めておくのは勿論のこと、そんな地域に車で出かけて水没させたり流されたりするのは、全く以って愚の骨頂だと思わざるを得ない。
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