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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 キャンドルナイト・・・、夏至の夜20時~22時の間デンキ?を消してキャンドルで過ごそうというイベントのようである。 今現在、部屋のデンキ?は消えているがキャンドルは無い。

 住宅地の中央付近にある我が家の部屋の窓から外を見る。 毎度観察しているわけではないので断言はできないが、こころなしかネオンとかの点灯が少ないようにも感じられる。

 「デンキを消す」という表現は、電気照明を消すということの慣用句だろう。 私の部屋の主な電気設備は、照明器具・テレビやDVD群、そしてPCとモニターなど関連機器、そして扇風機とエアコンである。
 デンキを消してキャンドルを点さなくても良いのは、テレビやモニターの灯りがあるからである。

 私はこの電気に関わる仕事もしているので、一般の人より事電気に関しては詳しいと思っている。 ちなみに私の部屋の照明器具は、インバーターの蛍光灯器具で確か72wだったと思う。
 蛍光灯器具の〇〇ワットという表記は、蛍光ランプによって表されるのだが、安定器(トランス)やインバーター基盤を以って明るく出来るのであり、その方式によりワット数に係数が乗じられ更に安定器なども電気を消費する。

 だから例えば100ワットと呼ばれる蛍光灯照明器具がその表示どおりとは限らない。 場合によってはその倍の電気を消費することさえある。

 エネルギーの消費を考えた場合、消費電力や発熱量など同時に考えなくてはならない。 電気を多く消費する物はその多くが熱に関するものだからだ。
 だから仮にコンビニの深夜営業を制限しても、多くのショーケースや冷蔵庫を止められない以上効果は薄い。 勿論コンビニが無ければ別である。

 だから、いわゆるデンキを消すという行為はエネルギー消費の抑制にとって、それほどの効果は期待できない。 私の部屋のテレビ(ブラウン管方式)は130wぐらいだと思うので、部屋の照明より明らかに電気を消費する。

 一方、キャンドルいわゆるろうそくは、和ろうそくで無い限り石油から精製されるパラフィンが主原料で、照度を得ようとする場合電気照明より効率が悪い。 更に発熱量も50wの電球に匹敵する。 そしてこの明るさは蛍光ランプに換算すると20w以下のものとなる。 当然2酸化炭素面でも同じことがいえる。

 現在本気でキャンドルナイトのイベントが行われていて、その行為を非難したり嘲笑する気は毛頭ないのだが、その事の背景の事実は事実である。

 私は昨日からのNHKイベント「SAVE THE FUTURE」とかいう番組の一連で19:30から見ていたが、20:00からキャンドルナイトだという割りにテレビ放送を停波するでもなく、「天地人」を暗い部屋でおもしろく拝見した。 矛盾はないのか。

 エコを推奨するイベント・・・、イベント参加者は今日一日でも普段よりエネルギー消費を控える努力をしただろうか? 今日はともかく、その教訓が日々の暮らしに活かされれば良いと願うばかりだ。
 少なくとも私の今日は、晴天であるにも係わらず久々に自動車を運転せず外出しない静かな一日だった。
 

 
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