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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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  「伝国の辞」とは何か? 上杉 治憲(鷹山)が子供に伝えた言葉である。 上杉?、知らない人にお教えするが、昨年読売新聞社が行った日本の自治体首長へのアンケートで「理想のリーダー」第1位にランクされた人物だ。 アメリカのジョン・F・ケネディやビル・クリントン元大統領達も、日本人の政治家の中で一番尊敬している人と称している。 その記者会見で、日本人記者が「Yozan」って誰ですか? と訊ねた話も有名らしい。

 そもそも米沢藩(現山形県米沢市)の藩主上杉家に養子となり、財政的に幕府へ領地返上寸前までいった藩財政を立ち直らせたことが大きな功績となっている。 その鷹山公が次期藩主に申し伝えた藩主心得が「伝国の辞」なのである。 その内容をご紹介しよう。

一、国家とは先祖から子孫へ伝えるべきものであり、国家を私物のように扱うべきではない。
一、人民は国家に属しているものであって、人民を私物のように扱うべきではない。
一、国家人民の為にあるのが君主であり、君主の為にある国家人民ではない。

 今の政治家や行政に携わる人々に聞かせてやりたいものだ。 一方、鷹山公は身近な言葉も残しておられる。
 「為せば成る、為さねば成らぬ 何事も」 ここまでは大抵の方がご存知であろう。 この続きの下の句もあるのだ。 「成らぬは人の 為さぬなりけり」である。 わしにとっても常に厳しい言葉だ。
 成したい事があって成らぬのは、為してないからだ! わしもこの言葉を心に刻み生きてきているが、努力が全然足らんのだろう。 成したい事がうまく成せない。

 今回でこのブログが100回に到達した。 石の上にも3年、という言葉もあるが、時代はそんなに緩やかでは無さそうだ。 わしも成したい事の為に、違うステージを求めるか、考えなければならないと思う。 それで毎日のブログ更新を休止する。 今まで読み続けてくださった方がもしおいでになるなら、しばらくの休暇を賜りたいと思う。 そういった僅かな読者に「ありがとう」。 
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