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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 先日夕方のニュースで、自動切り身機と自動串刺機が取り上げられていた。 自動切り身機というのは、鮭などの切り身を作る機械である。 幅・長さ・厚さ・重量を設定すると、回転する刃の位置や角度(3次元)を自動で調整し求める切り身を作ってくれるのだ。 弁当や給食などに用いる切り身を作るのが目的なのは、想像に難くない。
 一方、自動串刺機というのはこれもまた名前の通り、焼き鳥などに串を刺す機械である。 うまいことに鶏肉を縫うように串が刺せるのである。 これは、型が波打っているので串をまっすぐに刺し型から外すと、結果的に串が鶏肉を縫う格好になるという訳だった。

 さてこの自動串刺機の能力はと言えば、二人が2日(1日=8時間)かかって串を刺す作業を二人が4時間でできるようになるのだそうだ。

 この機械を作っている会社は、元々は自動車関連の下請け企業だったそうで、その自動車産業が下火になる中、串刺機を開発しバカ売れしてるとのこと。

 ふむふむ、不景気も知恵と努力で乗り切ると言うことか・・・。

 私はこのニュースを決して楽しんでは観ていなかった。 確かにそんな機械まで出来たのかと感心したのも事実だが、それ以上にこの機械(60万円)のせいで雇用が4分の3失われることに注目していたのである。

 個人的に技術革新(機械やコンピュータ)や流通の効率化(大型店)が雇用をどんどん奪うことを、20年以上前から感じていた。
 そのペース以上に雇用(需要)が増えていけば問題は無かっただろうが、高度成長期の鈍化は明らかに予想されていた。

 多少の景気の上げ下げはあるだろうが、雇用の行き詰まりは激化するだろう。 今年も就職氷河期となっているのは当然の成り行きなのだろう。


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