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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 今日職場で「昨日のニュース見ました? やってましたね」と切り出された話がある。 朝日系の夕方の全国版ニュースで秋田中央道の幽霊話が取り上げられたと言うのだった。 そんなことを報告されるのだから、この話題はわが職場ではずっと前からされていた。

 昨年9月15日に、秋田国体が開催されるのに合わせて開通した秋田駅の地下を東西に潜る秋田中央道、この道路に幽霊の噂があるのである。 噂の根拠の一つは、開通1年にして22件もの事故や19件の故障などが発生しているということらしい。 ネットで見ると、記事では一般的な都市伝説に過ぎないように書かれている。

 私の家に対してのその地下道の位置は、地下道の中間地点の脇の延長上にあり、あまり利用価値はないのだが全く無かったわけでもない。 でも私は一度もその道を利用したことが無い。 それには訳がある。 都市伝説の噂の発信源の一部に私も加担しているかもしれないからだ。

 私自体は霊体験はほぼ無いに等しいのだが、妻や娘が霊感が鋭いらしくその地下道で霊体験をしていると言う。 この手のことを信じない方は笑って済ましてくれれば良いと思うが、興味のある方には一応どういう内容なのかをお伝えしてみよう。 
 繰り返すが私は通ったことが無いので、あくまで彼女らの体験談である。 身内だから彼女らを信じるのではなく、彼女達が私に嘘を言う必要がないので、現象があったかどうかではなく彼女らが感じたこと自体は真実だと私は考えている。

 妻と同僚が同乗してその地下道を通過した際に起こった現象は、フロントガラスが突然曇り前方が視認しづらくなったということだそうだ。 二人で確認しているとのこと。 湿気の多いときはエアコンなどの絡みで窓が曇ることは珍しくも無い。 だが、その時はトンネルを抜けると同時にさっとその曇りが消えたのだそうだ。 さらに他にも2箇所ほど嫌な感じのする箇所があると言う。 事故多発地点に符合している。
 娘の感想は、心臓をわしづかみにされるような感覚と頭の上のほうから押さえつけられるような感覚を憶えたとのことだった。 お詳しい方はその現象の信憑性を他の方の霊体験とあわせ検証して欲しいものだ。

 いずれ彼女らが何らかの感覚を持っているだろうことは、今までの私との絡みの生活経験の中で間違い無さそうなので、意図的に霊などいないのだとする報道はどうかと思ってしまう。 まあ、霊がいるなどと本気で言ってしまったら、利用しない人が増えるだろうし責任問題にも繋がるだろうし。

 私は霊を感じないので、「じゃ通って確認すれば?」と言われそうだが、私が通らない理由は他にある。 私の前後或いは対向車の運転手が霊障を受けて、それに巻き込まれるのが嫌だからである。 それぐらい私は彼女らを信じている。 彼女らの体験以外のことでも、地下道ができる前からあの辺は以前から武者が行列で歩いていたとか、そういう話が絶えなかったこともあるのだ。

 現在この秋田中央道のほかに、我が家の附近では2箇所ほど墓地を寄せてバイパスを通す工事が続いている。 これが完成すると思わぬ都市伝説のメッカに秋田市は変貌するのかもしれない・・・。

 書き忘れたが、妻や娘は当然それ以来2度とこの道を通ってはいない。

 
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 連休中、私の住む地域は晴れだった。 田舎の都市である秋田は、市街中心部の我が家から一番近い田んぼまで、車で10分とはかからないだろう。 さすが米所と言うだけはある。 
 そんな我が家の周辺の田んぼでも稲刈りが始まっている。 黄金色の田んぼは、「風の谷のナウシカ」のオウムの触手?の作り出す光景のようでもある。
 今年の米の出来は悪くないようだが、米農家は決して晴れやかな気持ちとは言えないようだ。 それと言うのも米価がどうなるか? 刈り取った稲穂を乾燥するにも脱穀するにも、石油や電気の力を借りるようになったので、それらの費用がかさむこと。 またタイムリーな話題として、とんでもない輩達が事故米を流通させたことによる消費者の米離れ、そんなことまで考えると収穫を喜べと言う方が無理なのは当然だろう。

 我が家は農家ではないので、米は買っている。 どこから買うかと言えば、米屋やスーパーからではなく知人からである。 玄米で購入して自宅で精米して口に入ることになっている。 
 そんな我が家の今夜の夕食の会話は、「家族で一年に食べる米の量はどれくらいだろう? それを生産する田んぼの面積は、どれほど必要だろうか?」であった。 実際はパンやパスタも食すので、3食米主食とした場合として一反分(いったんぶ)の半分ぐらいあれば充分だろう、という結論になった。 6俵もあれば良いということである。  田んぼも実際は土壌やその他の環境で、味・収量などに差がある。 同じ銘柄でも「魚沼産こしひかり」などは最高級ブランドと一応世間で認識されているが、同じ面積でも違いがあるらしい。

 米のことをいろいろ言っても農家の方には及ばぬ知識なのでやめておくが、米所であっても自分の食べる主食の確保の話題をしなければならない事態が問題だと言うことだろうか。
 事故米の話題に止まらず、アメリカの巨大証券会社の破綻、その他諸々の事象の中で、総理はもう辞めたから関係ないと言わんばかりの姿勢。 それを取り巻く与党は、総裁選のお祭り、そんな中で選対事務所を追い出される女性候補や、豪雨災害地域に対し「その箇所で良かった大都市でなくて」なんて平気で言う有力候補もいる。
 総裁選も忙しいだろうが、この国の舵取りは今誰がしてるのだろう、と心配になるのは私だけではないだろうな。
 先日の全国学力テストの結果発表から少し間が空いて、これがタイムリーな話題ではなくなってきた。 私の住む秋田県は他の事ではあまり良いデータはないのだが、事このテストにおいては全国トップクラスを続けている。
 結果発表の後、県の教育委員会が本県の学校教育の優秀さを訴えたり、大阪府では知事と教育委員会がもめたりしてるという事態を生み出している。 私はそのどちらも的を射ていない議論だと思って、このことに触れないでいたのだが、今朝の地元の新聞で私の考えに近い報道があったので、ご紹介しようと思った。

 「全国トップの背景」と題したその記事では、学力と生活習慣の関連について述べられている。 「生活習慣がしっかりしている子供は学習時間を作りやすく、同じ学力の子供ならば生活習慣の整っている方が伸びる」という主張だ。 その中でグラフを用いて、家の人と普段一緒に朝食を食べているか?家で学校の授業の復習をしているか?という項目で本県が全国平均を上回っているデータが示されていた。

 つまり、家がしっかりしていて生活習慣がきちんとしていて、家庭学習に対する親のケアが良い、ということが本県の好成績につながっているということである。 家庭における子育てで、「個」の尊重より家族単位である意味管理的なほうが子供にとって良い結果をもたらすという客観的事実が明らかになったということとも言える。

 角界の「弟子は我が子」という中での甘やかし、家庭において「我が子に限って」という過剰な信用や放任主義(塾やらで他人にお任せ)が子供をだめにしているかもしれない、ということを今考えてみるべきだろう。
 もちろん学校教育の功績も、まるっきり無視する気は毛頭ないのだが。

 一方、秋田がそういった環境にある違った側面を見てみると、景気が悪い=仕事が暇=家族に気を配る余裕が出る、という部分もあるように思う。 子供の学力があがることが、本県の景気の悪さの裏返しだとするならそれは悲しいものがある。 まあ、地方の景気の悪い県の子供がすべからく学力優秀とは言えないかもしれないので、断言はできないが調べてみる価値はあるかもしれない。

 いずれ多くの人数の中での平均値の話なので、都市部の裕福な家庭における教育資金を思い切り捻出できる場合は、この平均値では読めないのも確かではある。 
 注目し続けてきた北極海の解氷面積が、2002年観測開始以来最高を更新中である。 異常に解けた昨年の記録を突破したのは、一昨日だった。 昨日の昼の時点で発表になっていたのだが、記録を訂正することが多いので昨日はブログに書かなかったのだけれど。

 以前も書いたが、3月頃の海氷最大面積から現時点の面積を差し引いて解氷面積としているので、今年の夏場が暑かったことを示している。 関係あるのかどうか、今日も局地的な大雨が報道されていた。 研究者の分析はどうなのだろう。

 地球温暖化が起こっていることは衆知のことになったが、その影響に関してはまだまだ予想が甘いように思う。 何年来起こったことのない天災が次々に発生するということを、どのように分析しているのだろう。 私は心配性なので、もう後戻りできないのは勿論、とんでもないことになりそうで怖い。 天災が起こらないまでも作物への影響や生態系への影響で、収穫・漁獲量が激減するのではなかろうかと。

 アメリカや日本で選挙が行われているが、変革をキーワードにしながら脱化石燃料の方向性を強く打ち出す風ではない。 10年、20年後の国を語る時、環境問題は避けて通れないだろうに。 
 経済への影響が懸念される以上、代替エネルギーの開発と普及の為に大きな予算を組んで欲しいと願う。 宇宙開発に多大な予算を出している事実を踏まえた場合、人類が宇宙に移住するのと温暖化によって人類が危機的状況になるのと、どちらが早そうかを考えたら、優先順位がどちらなのか推して知るべしである。

 代替エネルギーの実践の脱化石燃料社会を実現できるなら、日本はその技術と共に世界のトップクラスの国として躍進することができるだろうに、総理候補の方々にはそういった壮大なコンセプトを唱える器量を持ち合わせていなさそうである。 
 指きりげんまん、嘘ついたら針千本飲~ます♪ 指切った~。 子供の頃自分の利益に繋がるような大事な約束をする時、こんなことをした。
 全国共通なのかは知らないが、かなり普及しているであろうこの遊び?の起こりは、遊女であるという。 遊女が恋をした相手に、自分が仕事として客に身を任す中で、自分の本心を小指を切って渡すから信じて欲しいという切なる願いが込められたようだ。
 次なる「げんまん」は拳固1万回を意味していて、約束を守らなければ制裁するということだ。 おまけに針千本飲ますのも約束不履行への追加制裁と言えるだろう。

 このように約束は大事なものであり、嘘は良くないと教わってきたのだが、いつの間にやら忘れてしまう人間の何と多いことか。 これは嘘をついた場合の制裁がゆるいことが原因なのは明らかだろう。

 角界を揺るがす大麻問題、ドーピング検査で唯一公認された機関での結果でさえ認めない者達。 それはつまり、その結果を導き出した機関を愚弄していることになる。 かなり厄介な話だ。
 そもそも日本語が明確に理解できるかどうかわからないロシア人が、大麻を絶対吸ってない、副流煙を吸った可能性も無い、と明言している。
 ちょっと待て、私のことを言うなら、私は愛煙家である。 一日に他人が煙草を吸う場面に同席する場合が何回かある。 万が一、私がこの検査を受けたとして陽性だったとした場合、そして身に覚えがないとしたらこのように全面否定するだろうか? 背景として日本一の検査機関の結果だとしたら、自分がどこでいつ大麻を体内に取り込むハメになってしまったのか、と考える。

 何故なら、私は大麻をたぶん吸ったことはない。 だから大麻がどんな味なのか、どのような気分になるのか、そういったもろもろがわからない。 ならば一流の検査機関がガスクロマトロフィ?とかいう検査の結果を出したなら、基本的にその事実を疑いはしない。 むしろその事実が起こった背景を自分なりに探すだろう。
 それをせずにいきなり全面否定することが、今回の嘘を逆に裏付けていると私は思っている。

 角界の大麻問題は大した問題とは思っていない。 所詮、あのような理事長の下にある世界だ。 文部科学省が甘い対応をしてるのは面白くないが。
 それよりむしろ嘘をつくことへの罰が軽いのが気になる。 時同じくして、農薬やカビの混じった食用にならない米を、米粉として販売したと言う嘘。 偽証というのは嘘のことである。 嘘に対する処遇の甘さが、ダメ元でとりあえず嘘をついてみよう、につながる。 そういった嘘が通ればもうけもんだ、という風潮が嫌なのである。

 嘘をついた場合、素直に認めた時より罪を重くすべきだと思う。 犯罪で嘘をつかれると、その嘘を暴くためにエネルギーが使われる。 そのエネルギーは捜査時間・動員数などに反映され税負担となるのだ。 それは許しがたいと思う。
 嘘をついた場合の増刑処分が決まっていれば、安易に嘘をつく人間が減るだろう。
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