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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 今日は年度末である。 この「年度末」は、会計年度や学校年度を主に指している。 だから会社によっては今日が年度末と言えないところもあるだろう。
 いずれにせよ節目であって、何となく世間が区切りと認識している。 節目はたくさんあって、共通の節目は年末年始、個人的には誕生日など、就学者にとっては学期末などで、節目に過去を振り返り整理し新たな日々に希望を託すのだろう。 ただ漫然と過ごすにはもったいない日とも言える。
 小学校では新1年生がまもなく誕生する。 革の匂いがする真新しいランドセルに、後から襲われているような格好で、元気に笑顔で仲良く通学する姿が見られるのだろう。
 ところで学校年度は3/31で終わるのに、4/1生まれが早生まれにされるのが何故か、ご存知であろうか?
 それは「満年齢」を定めた法律によるからなのである。 満年齢とは、誕生日の前日に1歳増えると決められている。 つまり、4/1生まれは3/31をもって「満6歳」となるのだ。 従って早生まれの仲間だと言うことで、そうなると元旦生まれは遅生まれということになるのだろうか? 良くは知らない。
 この「マホロバ村」は、「ヒーズール国」の村であるから実際はまだできていない。 「ヒーズール国」の出現は4/2に予定されているので、あさってからが真の「マホロバ村」ブログになるのである。
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 今日はちょっと必要な物があって、買い物に出かけてきた。 支払いの時何気なく見ると、100円玉のデザインが桜であることに今更ながら気付いた。 桜は何も食べ物だけに関係したものだけじゃなく、日本のいろんなものに関連しているなと、あらためて思った。
 暇なのでちょっと日本銀行に行ってみた。 ウェブサイトにである。 日本に出回っている硬貨は1円から500円まで6種類ある。 何枚くらい流通してるのかと思ったら、100円玉は104億枚くらいで第4位であった。 全部かき集めると1兆4百億円ということである。 ちなみに第1位は1円玉で406億枚だった。
 今の100円玉は昭和50年に出来たもので、初代は昭和32年ということである。 初代はどんなデザインだっただろうか。 かえってその前に流通していた百円札は憶えているのだが。 現在の100円玉の桜はどうやら山桜らしい。  
 秋田の桜と言えば、やはり日本国花苑だろうか。 200種2000本もの桜があるそうだ。 恥ずかしながらわしは行ったことがない。 それほど遠くでもないのだから、一度は行っておかなくてはならないだろう。 その町に12年ほど前に新設された駅名が「井川さくら駅」である。  日本国花苑が近いのでさくらを駅名につけたのだそうだ。 
 桜を気にしているせいか、開花が待ち遠しくてたまらない。
 今夜も外で酒を飲む機会があった。 歩いて出かけたのだが、そういう場合は小路をくねくねと歩くのが常である。 比較的近所にしだれ桜があって、そのすぐ近くの街灯がこうこうとそれを照らしていた。
 その姿を遠くから見た時、その照らされた枝が白く浮かんで見え、花が咲いてるようだった。 まさかな?と思い近づくとやはり単なる枝だった。 ああ、まぎらわしい。
 今春もすでにお花見のお誘いがある。 お花見と言ってもどこぞの料亭かなんかで、懇親会をするのだ。 若い頃は千秋公園(秋田市中心部の公園)で、思い切りハメをはずしたものなのだけれど。
 最近は花より団子、いや花より笹(日本酒のこと)であろうか。 桜酒、この言葉には二通りがあるらしい。 一つは花見酒であり、もう一つはお酒自体に桜のはなびらがはいったものだ。 
 桜は食用としても名高い。 主なものは、桜餅、桜湯であろうか。 桜湯は婚礼の時などに出るお茶代わりの飲み物だ。 お茶は、「お茶を濁す」につながりあまり歓迎されないからだそうである。
 本来の桜とは無関係だが、桜がつく食べ物も多い。 桜鍋(馬)、サクラエビ、サクラマス、桜鯛、まだまだありそうだ。 今日の料理にあったのは桜鯛だろうか? 真鯛なのだが、春先の鯛をこう呼び高級なものらしい。 
 今夜は風が寒く感じられた。 年度がわりで、別れや出会いが夜の街に溢れかえっているに違いない。
 昨日、劉(りゅう)の話をしたが、劉の住む支那(しな)がお解かりにならぬ方がいることに気付いた。 人間、自分が知っていると皆も知っているのではないか、と勘違いする場面が多い。 それで支那をお知らせしようと思った次第である。
 支那で解る人は恐らく40代後半くらいからであろうか? Chinaからきたのだろうと推察するが、支那そばや東シナ海などの支那なのであり、つまり中国のことである。 懐メロで「支那の夜」(渡辺はま子 歌)が、わしにとっては印象深い。 日本は中国を侵略した時代があったためか、「支那」を使わぬようにしたものらしい。 チャイナドレスのチャイナは良いのだが、「支那」は差別的なイメージがあるのだろうか。
 このように国名を漢字で表す文化?が日本にはあったのだが、徐々に廃れていく傾向にある。 日米・日中など1文字で表す国名は更に少ない。 その中でも比較的認知されてる国は、20ヶ国に満たないのではなかろうか? 少し列挙してみよう。
 日・韓・朝・中・台・比・越・印、アジアはこんなものか。 次いでヨーロッパ、英・仏・伊・独・蘭・露、北米では、米・加、南米ではあえて挙げるなら、伯、オセアニアで、豪、とこんなものだろう。 知らない!とか、もっとある!という向きの方には申し訳ない。 あくまでわしの薄識(博識ではない)で解るものを挙げただけだ。
 こういった表現も徐々にクイズ番組でしか見ない時が来るのだろう。 寂しい気もする。
 国名のカナ読みも実際と違うことがある。 オリンピックの入場行進のアナウンスを聞いていると良く解る。 北京オリンピックは、穏やかに行われて欲しいものだ。
 昨日、寄り合いにお酒が欠かせない話をした。 秋田の桜の開花予想が4/13と発表になったし、花見でお酒を召し上がる諸氏も多かろう。
 ところで「酒虫」(しゅちゅう)という言葉を耳にしたことがあるだろうか? これは芥川龍之介先生の全集第1巻に出てくる短編の題名である。
 要約するなら、支那の長山に「劉 大成」なる酒の強い者がいて、ある僧が劉に「それは腹の中に酒虫がいるからだ」と告げると、それを取り除くことになった。 炎天下の中、劉はぐるぐる巻きにされサウナ状態になって地面に転がされる。 口の近くに酒を入れた甕(かめ、入れ物じゃな)が置かれ、やがて腹の中から酒虫が這い出て甕の中に入る。 取り除きが成功したということだ。
 問題はその後で、劉は健康を徐々に害し財産も減っていった。 小説の結びは、その原因を3つに分けて分析している。
1.酒虫はそもそも劉の福であって、取り除いたために不幸になった。
2.劉はもともと不幸になる予定だったのが、酒虫を取り除いたために延命した。
3.酒虫は劉そのものであって、取り除いたために劉が劉でなくなった。
 わしも酒をこよなく愛する者で、この話はどうにも頭から離れない。 そんなわしにとって、上記の答えは勿論3である。
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