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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 ここ2日間で降った雪が、町並みの景色を一変させている。 明日の午前まではこの調子らしい。

 懸念された腰痛はその範囲を超えて、背中全体に拡がっている。 背筋痛も同時に併発しているようだ。 このように大変な除雪作業だが、お好きな方も結構いらっしゃるようで、要はコツを熟知しているものかもしれない。 私は好きじゃないほうの類に入る。

 今回の降雪は、例年からして特別なことではない。 だが、水分を多く含んだ濡れ雪がドカ雪状態で降ると、災害は免れない。 降り積もった雪の重みによる倒木が、電線を切断する停電事故が県内各地で発生したそうだ。

 さて私はと言うと、やはり雪害によって今日のスケジュールを乱された。 私の仕事には、トラブルバスター的な要素があるからだ。 日頃から困った時の〇〇さんのような存在なので、多少のスケジュールの乱れは優先順位の前には止むを得ないことなのである。

 トラブル発生の場所が山麓で、現場に向かうのに山へ山へと入っていった。 吹雪と言うほどの状態ではないものの、雪は穏やかに水平に近いほど斜めに降り続いていた。

 雪が降っている時はほぼ曇りで、照度が低い状態になる。 そんな時の周囲の景色は、遠い景色ほどモノクロで近くでもかなり色あせて見える。 山の方へ行くとコンクリートのビルなどは無くなる訳で、山々の所々に集落があるというような景色は、まさに幻想的だ。

 雪には色を奪う魔力がある。 そう思っても不思議ではない。

 現場に着いても、最初にすることは除雪である。 雪国で屋外の仕事をするには、このように間接的な作業がつきものなのである。 だけど、除雪作業は請求書には載らないのである。
 とりあえず雪害による損傷等の回復をさせ、クライアントの満足げな顔を見ることがそのご褒美となった。 無論トラブル解消の方は、無償ではないのだけれど。

 明日は組直したスケジュールを追いかけねばならないのだが、朝起きて背中の痛みが和らいでいることと、あまり雪が積もっていないことを願って止まない。
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 今朝目覚めると、昨夜からの雪が20cmほど積もっていた。 この冬最高?の降雪は重たい濡れ雪だった。
 秋田では除雪で稼ぐ人もいるので、大量の降雪はお金が降ってくるのと同じようなものだろう。

 私の家の前の道路は除雪車が寄せてくれるものの、自宅周辺は個々の家庭で雪かきをしなければならない。 これがなかなかの重労働だ。 連れ合いに先立たれ一人住まいの老母の家も、放っておくわけには行かず2軒分となると、明日の朝の腰痛が必至となってしまう。 でもしょうがない。

 さて日曜は政治や世相関連の番組が多いが、今日のそれはオバマ一色と言っても過言で無いほど、その話題が多かった。 米国の行く末や日本との関連など、さまざまなゲストを集めては解説していたのだ。

 いろいろ見たので全部混ぜこぜになってしまったが、グリーン・ニューディール政策に関しては、効果があるものの景気の下降に見合わず減殺されてしまうという見方があった。 そのとおりだと思う。 世界戦略の方も綱渡りになるようで、オバマ大統領がいかに凄腕でも米経済などが下降線を辿るのは避けようも無い。

 就任時の支持率が歴代2位だそうだが、今の米国は藁にもすがるような国民の思いがあって、過剰な期待が支持率をあげているように思える。 その反動が現れるのに3ヶ月もかからないのではないか、と思うのは私だけでは無さそうだ。

 グリーン・ニューディールとは、風力・太陽光・バイオの自然エネルギーを利用する設備に公共投資をして、大きな雇用を生み出そうとするもので、私のブログではオバマ就任前から主張していた。
 米国ではこの政策でも国の高揚には繋がりにくいが、日本ではかなりの効果があると思う。 それプラス日本には小水力発電という手がある。

 山梨に「ひまわりニューエネルギー」という会社があって、意欲的に小水力発電に取り組んでいるようだ。 欧州ではかなり普及しているらしく、開放型下掛け水車(よく見るタイプの水車で水を下の方へ掛けるもの)などドイツ製が優れているとのこと。

 日本とてポンプや水車の技術はなかなかのものがあるはず。 これを機会にさらなる効率アップなど目指して、本気で取り組むべきだろう。 九州大学でも効率の良い水車羽根の研究があったと記憶している。

 最近私の夢(寝ている間の)に、ジブリ映画にでも出てきそうな妙ちくりんなデザインの水車発電所が河川のあちこちで稼動している姿が出てくる。 生きている間に見てみたいものである。

 でも今夜だけは、腰痛でそれどころじゃない気がするけれど・・・。
 本日お昼頃打ち上げられた「いぶき」。 国産のHⅡAロケット15号のサブネームである。 このロケットは、言うなれば衛星を運ぶトラックのようなもので、大事なのは荷物であった。

 通称「まいど1号」、正式名称?は「SOHLA-1」であり東大阪宇宙開発協同組合が製作した。 他に6基が「いぶき」に相乗りしていたのだが、「かがやき」ソラン㈱・「STARS」香川大・「KKS-1」航空高専・「PRISM」東大・「SPRITE-SAT」東北大・「SDS-1]JAXAである。

 地方の「元気」や「夢」が失われつつある現代に、「まいど1号」は男?のロマンを打ち上げた格好になっている。 この衛星の成功は、ずっと注目していただけに嬉しい。 他の衛星も同様だ。

 「いぶき」は地球温暖化ガスの、言わば監視目的で打ち上げられた世界初の衛星で、それに7基が相乗りしたという訳なのだ。

 「息吹」、冬から春へ。 場合によっては暗闇から夜明けへ。 日本人にとって心地良い言葉の一つではないだろうか? そのコンセプトがこの衛星群に込められ、日本の希望を繫いでいるように思う。

 衛星個々の話を始めると尽きることが無いのでやめておくが、不景気の中「夢」や「希望」を未来に向けて発信する人達がいることが嬉しい。

 私にも無謀な夢がある。 以前にもブログで書いた「小水力発電の訴求」だ。 日本の特徴としての河川落差を利用しない手はない。 何よりエネルギー自給率アップの地味な切り札なのだ。 
 
 話は長くなるので、いろいろな想いはまた別の機会にすることにする。
 先日、小学5年と中学2年を対象とした全国体力テストの結果が発表された。 参加校が学力テストに対して少なかったからデータとして不十分だとも言われている。

 いずれその結果が、学力テストでの上位県と符合する部分が多かったことで、また新たな話題となったようだ。 此処秋田県は、小5男女で2位、中2男3位・女5位となかなかに良い成績だった。
 関西の有名な知事は、自分の自治体の成績が学力に続き悪かったので、頭から湯気を立ててお怒りだと言う。

 さて、わが秋田県は、ほんの4・5年前までは、肥満児童が多かったり体力もこれほど良い成績ではなかったのである。 それが何故急に良くなったのか? 実は、秋田わかすぎ国体を前に、競技者を育成するためには底辺の底上げをしなければならない、という県教委の政策によりこのようになったのである。

 他に秋田県は、私が9/10付のブログでも紹介したが、朝ごはんを食べてくる児童の割合が高い。 つまり生活環境が学力に影響を与えている可能性があるとのこと。 

 鶏が先か卵が先か、の議論はあろうが、学力が高くて体力が高いのではないと私は考えている。 脳が付いているヒトの体という受け皿がしっかりしているから、2次的に学力が上がる、という判断である。

 昨年、全国の教育委員会などが「秋田の教育現場」の視察にやたら来県していたが、まぁ教育指導の現場も大切ではあるものの、それ以前にも目を向けるべきだろう。

 何かと言うとすぐに対処療法をとろうとする現代人(日本人?)だが、基礎ベースをしっかりすると黙っていてもその上に積み重ねる物が堅実で強固になるという、物事の本質を考えるべきだろう。
 どこぞのぶちぎれ知事に教えてあげたいものである。

 どうであれ、知育・徳育・体育・食育・・・、基本を大事にすべきなのだ。 
 更に言うなら、児童教育は「日本人教育」でもある。 明日の日本人を育て上げるのが本質なのだ。 とするなら、日本における教育現場のコンセプトはどうなっているのだろう?

 フィンランドだったろうか、国力を上げるためには技術力を上げて世界に通用する商品を生み出す、というコンセプトで教育を行っている。 日本はどうだろう? どういう国づくりにどういった人材を育てようとしているのか?

 以前も書いたと思うが、日本の教員は教育学部を出てくるわけで、いわば文系である。 そのためにとりわけ理数系が弱い教員達が多いと言われる。
 そろそろ理数系に強い教員をしっかり育てないと、この国の将来は怪しくなるのではなかろうか。
 主に西側世界を沸かせた米の大統領就任演説、今日仕事が休みだった娘はリアルタイムで見ていたらしい。 昼近くになってようやく起きてきたようだった。
 その娘はその様子について一言「特筆すべきこともない」と言いのけた。 実に生意気である。

 私も解説番組やニュースを見たが、なるほどと頷かされた。 今までのオバマ氏の演説よりだいぶ堅実にまとめられていたようだったからだ。 この演説は、27歳のスピーチライターが纏め上げたものとの報道もあるが、よもやオバマ氏の考えが反映されていないわけはないだろう。

 話題として確かに大きいこのニュースに、ミーハーな日本人は期待やらを口にしているが、事はそんなに甘くない。 米国は保護主義的な動きをするだろうし、何より日本にとって米国民主党は手強い交渉相手だからである。

 米国の演説の聴衆は確かにホットではあったが、ダウジョーンズ(米株価指数)は過去の大統領演説当日の比較で過去最高の下げ幅を記録したと言う。 米国ではご祝儀相場なんて風習が無さそうだ。

 一方為替はと見ると、ポンドやユーロが最安値を付けている。 誰が大統領になろうと、現実に劇的変化は期待していないという証拠だろう。

 「意外に貧乏くじかもしれんよ」 どこかの国の首相になった人が言った言葉だ。 オバマ氏は、簡単にそんな言葉は発しないだろうが、実際そんな気配が漂っている。

 そう言えば、最近日本の巨大企業の社長交替のニュースも入ってきたっけ。 創家直系の社長になるそうだ。 これまた貧乏くじかもしれないのに・・・。 周囲の悪意がなんとなく臭うような気がしたのは、私だけだったろうか。
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