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小説「ヒーズールの夜明け」に登場する村・・・ そのむらおさの独り言?!
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 ニュースでは札幌の気温が話題になっている。 今日も15℃を超え、なんと117年ぶりの暖かさだと言う。 明日も暖かいそうで、記録はどうなるのだろう、などとまたお天気の話になってしまった。
 ここ秋田もまあ暖かい。 わしが子供の頃は、入学式の頃まで雪が残っていたと記憶している。入学式と言えば、4月の7日頃であろうか。そう考えてみると、雪解けは1ヶ月も早くなっているではないか。やはり温暖化の影響なのであろう。
 先週、とある寄り合いがあった。 秋田では寄り合い・宴会・酒と、この3つのキーワードは異様なほど仲が良く、大いに盛り上がった。
 料理の中に「ばっけの天婦羅」があって、おいしく馳走になった。 「ばっけ」とは「ふきのとう」のことである。 「ぽっくり」が訛って「ばっけ」になったと言うが、そんなに秋田弁は変化するものなのかと、おかしいやら憮然とするやら。
 わしは山菜取りが好きである。 好きと言うより、生活を賭けた収穫という仕事のようなものだ。 ばっけも勿論採取するが、わしが山菜取りに出かけるのは、毎年桜が咲く頃と決めている。 生活を賭けて収穫に望むくらいだから、毎年のデータはきっちりとってある。 気温や雨が気になるのは、まさしくこういう理由もあったのだ。
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 今日の村は晴れだった。 絵日記じゃないのだから、毎日天気を知らせずとも良い、というお叱りを受けそうだが、この時期のお天気は花粉の飛散状況に大きく関わるので書いてみた。
 実はわしは軽度?の花粉症なのである。 いつからだろう、3年ほど前からかもしれない。 一昨年の症状が特にひどく、医者にまで行く羽目になったのだ。 その時はひょっとしたら、鼻腔(つまり鼻の穴じゃな)をいじりすぎて傷をつけてしまったのかもしれない。 鼻水と涙が止めどなく流れ、どうにもみっともなくて医者に診てもらった。 医者はやはり凄い。 たちどころに治ったと記憶している。
 その時、とある美人のお姉さんが推薦してくれたのが「甜茶」であった。 漢方なので即効性は無いとは言うものの、それ以来1年の半分は飲用している。 そのせいか花粉症は軽度で済んでいるのである。
 漢方の専門ではないので聞きかじりではあるが、甜茶には4種類あるのだそうだ。 その中で花粉症に効くのは、バラ科の甜茶懸鈎子(テンチャケンチョウシ)なるものの葉らしい。 これは中国南部、一説には桂林奥地に自生するのだそうだ。 それ以外の偽物は・・・
 ちょっと待て、気になるキーワードが出てきた。 「中国」である。 これ以上は言わずもがなだが、わしの場合周りから騙されやすいと評価されている。 良いではないか、「フラシーボ効果」(実際効果が無いのに、気持ちによって効果を生み出すこと)であっても効きさえすれば。
 
 今日の村は雨が降っている。 久しぶりの雨だ。 1週間ほど晴天が続いた後である。
 ところで昨日、わしは「良い天気」と表現した。 勿論晴れのことなのであるが、ふと昔のことを思い出した。
 若い頃勤めていた会社の同僚が、「何故、晴れが良い天気なのだ?」と訊いてきた。 と言うより、晴れ=良い天気 ではないという主張をしたのだった。 理由は、季節や職業によって雨が降ったほうが好ましい場合がたくさんあるからである。
 わしも迂闊であった。 恵みの雨ということもあるではないか。 近未来、水資源の枯渇が懸念されている現状、或いは日本国内においても「水不足」が話題になることも稀ではない。 村の治めをするかたわら、言葉(文字)を商いにする以上、気をつけたいものだ。
 また、物事の見方も立場によって様々である。 自分の方から見ると「右」の物は、自分と対面してる者にとっては「左」なのである。 当たり前なのだが、忘れがちなことだ。 できれば、なるべく多方面から見た上で「右」だの「左」だのと言えるようにならねばならぬと、自分自身を戒めてみた。
 ちなみにこの雨は、雪解けに伴い現れた埃や今盛んな花粉を洗い流してくれるに違いない。 さすればこの雨は歓迎すべき面の多い雨と言えるだろう。
 今日も村は良い天気だった。 なのにわしは、一日の殆どを屋根の下で過ごしてしまった。
 村のブログはできたものの、新たな村人に対するメッセージが届かない現実を知り、パソコンの前で身悶えしながら過ごしたのだ。
 SEOという言葉をご存知の方は多いであろう。Search Engine Optimization の頭文字をとった言葉で、検索エンジン最適化のことである。 早い話が、サイトを検索時になるべく順位の高い位置にするということだ。
 わしはこれを甘く見とった。 「陸奥出版」という名前の会社が他に無いので、当然上位に来るものと思っていたのだ。 「陸奥」や「出版」で検索すれば恐らく探せないだろうことは、予想していたのだが。
 ホームページが完成し「google」に登録したのだから載るのだろう、と考えていた計画は水泡に帰してしまった。 いろいろやってみたり調べたりしたことで幾らか賢くなったので、この後それを活かす作業に入らねばなるまい。
 千里の道も一歩から。 過ぎてしまえば楽しい思い出。 苦あれば楽あり。 いろいろな言い回しがあるが、ケ・セラ・セラと笑い飛ばし、少しずつ前へと進もう。
 物事には始まりと終わりがある。 今日がその始まりの日だ。
 始まりにふさわしく、村の空は澄み渡っている。 村の行く末は闇に閉ざされ見えないが、心の目で道を見ながら一歩ずつ歩いていこう。
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